ガジェット好きの永遠のテーマ「白派」と「黒派」。これ、腕時計にもやってきそうです

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  • author 三浦一紀
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ガジェット好きの永遠のテーマ「白派」と「黒派」。これ、腕時計にもやってきそうです
Photo: 小原啓樹

ちょっと身の回りを見てください。

あなたが持っているガジェット、が多いですか? が多いですか?

一昔前、パソコンやスマートフォン、デジカメなどは「」のものが多かったように感じます。パソコンの天板に光沢感の強い「ピアノブラック」が搭載されたモデルも結構ありましたね。

そして今は、スマホなどによってガジェットが身近になってきたことと、ガジェットを使う人が多様化したことで、色んなカラーが増えてきました。たとえばゴールド、シルバー、ローズゴールド、レッドなんかはよく見るんじゃないかなと思います。

しかし、やはり人気の色は「」そして「」でしょう。ガジェットのカラーバリエーションのなかでも、この2色は人を選ばない定番のカラーと言えます。

それゆえ、ガジェット好きの間では、シルバーを含む「白派」と「黒派」に意見が分かれることもありますよね。自分が白派なのか黒派なのか?っていうのは、ガジェットファンとしてのアイデンティティに関わる大きなテーマだと思います。たとえスペックが良くても、そのガジェットに黒しかないなら、白派の候補から外れるといっても大げさではない重大なテーマ。

そして、僕はどちらかというと黒派でした。やはり男のガジェットは黒でしょう。パッと見たときの渋い感じ、タフなイメージ、長い間使い続けたときに塗装がはげてきたときの雰囲気。そんな理由からでした。でも最近は気に入ったものは白のガジェットを買うことも増えてきました。一番最近買った白いガジェットはノートPCですかね。白いノートPCも爽やかでかわいいですよ。

こういったガジェット界における「白派」「黒派」というこの流れ、実は腕時計界にもやってきていました。

白派歓喜。硬さと軽さを誇るチタン腕時計「シチズン ATTESA」にフローズングレーモデルが登場

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Photo: 小原啓樹

シチズンの人気時計シリーズATTESA(アテッサ)。このシリーズに新型の「フローズングレー」モデルが3機種、5月に発売されました。ATTESAは硬さと軽さを誇るチタン素材を使った腕時計シリーズです。

いったい、何がフローズングレーなのか。それは文字板の色です。これまでのATTESAといえば、全体的に黒い文字板で精悍でシックなイメージがありましたが、白派のガジェットファンを刺激するやわらかなグレーカラーのATTESAが登場

フローズングレーはシチズンが初めて採用する文字板カラーで、加えてケースやベルトも、チタン素材の色を活かした明るいグレーとなっており、ソフトでカジュアルな印象を受けます。

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Photo: 小原啓樹

さて、「白派」と「黒派」の話ですが、今回のフローズングレーモデルにはベースとなるモデルがあります。それが、今年3月に登場した黒いATTESA「ブラックチタン™️シリーズ」。チタンのカラーと表面処理(詳しくは後述)以外、ボディのデザインや形は同じなんです

だから、今回のフローズングレーモデルは、スマホやパソコンと同じようにカラバリが増えたと言っても良いでしょう。

シルバーケースにやわらかなグレーの文字板を合わせた「フローズングレーモデル」と、オールブラックの「ブラックチタン™シリーズ」、これはガジェットにおける「白派」と「黒派」が分かれる状態と同じじゃないですか。今回はガジェットは黒派の僕が、白黒2つのATTESAを比較してご紹介します。

上品で美しいフローズングレー、フォーマルで精悍なブラックチタン™️。さあ、どっちだ?

比較するのは、3機種のなかで中位モデルの「エコ・ドライブ電波時計ダブルダイレクトフライト」。フローズングレーが「AT9091-51H」、ブラックチタン™️が「AT9097-54E」という型番です。カラーが異なる以外のデザインはまったく同じです。

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Photo: 小原啓樹
左:ブラックチタン™️「AT9097-54E」/右:フローズングレーが「AT9091-51H」

・フローズングレー

以前ブラックチタンを見たときは「精悍で男らしい」という印象を受けましたが、フローズングレーはもっと明るく、柔和なイメージ。オーソドックスな印象で、フォーマルでもカジュアルでも似合いそうなイメージです。

文字板のデザインを見てみると、3時方向、日付のある位置はすっきりとしています。その部分に注目すると、フローズングレーの美しさが際立っている印象です。6時付近の切り返しのデザインも、フローズングレーのほうがわかりやすくなっています。

・ブラックチタン™️シリーズ

一方ブラックチタン™️モデルは、非常にキレがあってソリッドなイメージ。濃い色のスーツに合いそうな、男性らしい雰囲気が強いですね。ビジネスマンが着けていると、かっこいい感じがします。

また、秒針などに入っているオレンジの差し色がいいアクセントになっています。これがますますキレをアップしています。

うーん、じっくり比較してみると、僕は今回のフローズングレーのほうが好みです。上品で、シーンを選ばず着けられるところ、そしてその透き通るような美しさ。僕、ガジェットは黒派と言ってましたが、メタルバンドの腕時計は文字板が白系を選ぶこともあるので、たまりません。ビジネスシーンから普段使いまで、幅広く対応できそうなのがフローズングレー、できるビジネスマンの腕に光っているとかっこいいのがブラックチタン™️という印象です。

白と黒、その背景には、シチズンが誇る2つの加工技術があった

ここまでフローズングレーとブラックチタン™️を比較してきました。両者とも素材にはチタンが用いられていますが、この色味の違いはどのように生み出されているのでしょうか?

これは、チタンの表面硬化技術の違いによるものなのです。

ATTESAに使われるチタンには「軽い」「強い」「錆びにくい」というメリットがあります。しかし、その加工前の純チタンには「傷つきやすい」「加工が難しい」というデメリットもあります。

この「傷つきやすい」というデメリットを克服するため、シチズンは独自の表面硬化技術「デュラテクト」を施した素材「スーパーチタニウム™️」を開発。デュラテクトによって、「軽い」「強い」「錆びにくい」3拍子そろったスーパーチタニウム™️を生み出したわけです。

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Image: CITIZEN-シチズン腕時計

そしてデュラテクトにはいくつか種類があり、この中でも特に耐傷性の高い2つ、「デュラテクトDLC」と「デュラテクトMRK」が今回のブラックチタン™️とフローズングレーを生み出しています。

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Photo: 小原啓樹

フローズングレーモデルでは、擦り傷だけではなく打痕にも強い「デュラテクトMRK」を採用。これは、チタン素材に窒素と酸素を表面から浸透させて、表面を硬化処理する技術です。傷がつきにくい鏡面処理を実現しています。

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Photo: 小原啓樹

一方ブラックチタン™️シリーズでは「デュラテクトDLC」を採用。こちらは炭素と水素で構成されるカーボン硬質膜をコーティング。チタンそのものの質感を残しつつ、傷に強い表面皮膜を形成します。

「デュラテクトMRK」では純チタンの色がそのまま活かされ、「デュラテクトDLC」では、カーボン硬質膜により艶のあるダークグレー色となります。デュラテクト技術の違いが、両者の色の違いを生み出しているのです。

なお両者の加工技術を比べた場合、デュラテクトMRKのほうが硬度が若干高く打ち傷に強いという特徴があります。

またチタンは加工がしにくい素材であるため、多くのチタン製腕時計は加工がしやすい丸みを帯びたデザインになりがちです。しかし、ATTESAはエッジの立ったデザインとなっています。これは、シチズンの加工技術の高さの表れ。このエッジーなデザインは、ブラックチタン™️ならば精悍さが増し、フローズングレーならば氷のような美しさが増します。

軽い」「強い」「錆びない」という特徴を持ったスーパーチタニウム™️。毎日長時間身につけるビジネス時計として、まさに理想的です。実際にフローズングレーモデルを身につけてみると、その軽さが際立ちました

好みの色とデザインで計6モデルから選べるATTESAの最新モデル

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Photo: 小原啓樹
左から「CC9070-56H」「CC9075-52E」「AT8160-55H」「AT8166-59E」

冒頭でもご紹介したとおり、今回はフローズングレーから3モデルが登場。うえで比較を行なったモデルのほかにも「エコ・ドライブGPS衛星電波時計F900(一番左)」と「エコ・ドライブ電波時計ダイレクトフライト(左から3つめ)」がラインアップされています。

僕は「エコ・ドライブGPS衛星電波時計F900」はブラックチタン™️モデル、「エコ・ドライブ電波時計ダイレクトフライト」はフローズングレーモデルが好みでした。前者は黒がより精悍さを増す感じ、後者はシンプルなデザインなので文字板の明るいグレーの美しさが際立ちます。

また今回紹介したフローズングレー、ブラックチタン™️のすべてのモデルに、透過率99%のクラリティ・コーティングが施されたサファイアガラスを採用。衝撃に強く傷がつきにくくなっています。加えて、フローズングレーモデルは3機種ともにワニ革の替えバンドが付属。フォーマルな場では革ベルト、カジュアルなシーンではメタルベルトというように、TPOに応じて付け替えて使用できます。

価格は「エコ・ドライブGPS衛星電波時計F900」(限定900本)が24万円、「エコ・ドライブ電波時計ダブルダイレクトフライトH820」(限定1,100本)が17万円、「エコ・ドライブ電波時計ダイレクトフライトH800」(限定1,400本)が14万円となっています(金額はすべて税抜)。

ガジェットのように買えるから、腕時計を選ぶ楽しみが1つ増えた

シチズンのATTESAシリーズは、フォーマルなビジネスだけでなく、カジュアルまで幅広く対応できるデザインの腕時計です。また「デュラテクト」や加工の難しいチタンを使ったエッジの立ったデザイン、電池交換不要で使い続けられる「エコ・ドライブ」、時刻合わせ不要の電波受信機能など、シチズンのテクノロジーが詰め込まれているのも、このATTESAシリーズ。

そこにフローズングレーモデルが加わったことで、パソコンやスマートフォンといったガジェットと同様、スペックだけでなく色を楽しみながら選べるようになりました。カジュアルに使えるデザインだからこそ、すでに持っているガジェットと色を合わせて検討してみたり、自分の「白派」「黒派」に合わせて検討すれば、買うときのワクワク感もいっそう高まりますね。

機能やデザインだけでなく、色でも自分の好みを選べるようになったシチズン ATTESA。腕時計選びがさらに楽しくなること、間違いありません。


Photo: 小原啓樹
Image: CITIZEN-シチズン腕時計
Source: CITIZEN シチズン腕時計, CITIZEN-シチズン腕時計(1, 2, 3

(三浦一紀)