さて、今夜の火力担当は?
最近はIH対応キッチンが増えつつあり、気軽にテーブルに置けるIH調理器(クッキングヒーター的なアレ)も人気です。シチューを温めながら食べたり、パーティーや宅飲みでも長時間暖かさをキープ。毎日使う家庭は少ないかもしれないけど、意外と活躍の場って多いんですよね。
そのIH調理器の火力がワイヤレスで操れるようになりました。マインツが開発した、「HOT TRIVET(ホットトリベット)」です。
手前にある「Surface Dialっぽいヤツ」がワイヤレスのコントローラー。本体とは赤外線で通信されていて、どの方向からでも電源のON/OFFや、5段階の火力調整ができるんです。
…地味にすごくないですかコレ?
一般的にはこの手の調理器具って、火力調整ダイヤルは本体に備わっているため、コンセントの出し位置と火力調整の場所の両方に配慮して座らないといけません。でも、卓上調理器具ってそういうものだよね。という固定概念があったんですけど、この製品はそれを解消したんです。
こんなふうに、火力を管理したい人の手元にコントローラーダイヤルがあればそれでいいんです。わざわざ鍋元まで手を伸ばさなくてもいいですし、向こう側の人に調整をお願いする必要はありません。
つまり、ワイヤレス化によって、鍋奉行の座るポジションが固定されないんですよ!
トップ画像のシックでモダンなBlack×Stainless「MA-004B」モデルは5万円、こちらのナチュラルなWhite×Woodの「MA-003W」モデルは3万5000円で、2018年秋に発売予定。
全国の火力マイスターの奉行さま、想いのままにお楽しみください。