秘密基地っぽい段ボールテントが、音楽フェスの環境問題を救うかも

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秘密基地っぽい段ボールテントが、音楽フェスの環境問題を救うかも
Image: KarTent

その場限り感がまたエモそう。

野外の音楽フェスではテント泊が可能なものもあり、その非日常感がまたワクワクできるものです。が、テントをもっていく面倒くささもまた事実でして。

この問題の解決策として、オランダの会社が段ボール製のテント「Kartent」を発表しました。100%リサイクル可能で、三日間の音楽フェスにも通用するつくりだそうですよ。

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Image: KarTent

収容人数は二人。特別なコーティングなどはされておらず、いたって普通の段ボールでできています。少々の雨でも平気とのことですが、フライシート代わりにレジャーシートやブルーシートをかけておけば、それなりの雨にも耐えうるのではないかと。換気用の小さな窓もちゃんと付いてます。

たとえばフェスの運営側が「Kartent」を提供してくれれば、参加者の荷物は減るわ環境的にも優しいわ秘密基地感が楽しいわで、良いことずくめに思えるんですけどどうなんでしょ。デコったりするのも面白そうだし、神アートなテントがあったら現場からバズも起きるのでは。いやきっと起きる。

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Image: KarTent

そしてフェスが終わればポイ、と回収してリサイクルしてまたKarTentに? 価格は通常サイズで49.95ユーロ(約6340円)。イベント価格だともうちょい上がるかもですけど、フジロックやライジングサンで使ってみたいですね。

マットや銀シートは忘れずに。


Image: KarTent
Source: designboom magazine

ヤマダユウス型