配信だけでなく、管理も。
Apple(アップル)といえばオリジナルドラマを制作するなど、最近はなにやらコンテンツ事業にも興味を示しています。そんな中、海外ではAppleが音楽出版事業への参入を計画していると報じられているんです。
Appleといえば音楽配信サービス・Apple Musicがありますが、音楽出版事業は実際にミュージシャンと一緒に楽曲を制作し、管理する方。そしてMusic Business Worldwideよれば、以前にiTunes Internationalでディレクターを務めていたエレナ・シーガル(Elena Segal)氏がAppleの音楽出版事業に関する複数部門を統括するそうなんです。
またこの音楽出版事業を構想したのは、Apple Musicにも関わったオリバー・シュッセ(Oliver Schusse)氏。報道によれば、シュッセ氏は音楽業界の重要なアーティストは音楽出版サイドのビジネスで見出されていることを熟知しており、またシンガーソングライターと音楽出版の重要性をAppleに強調したいそうなのです。
音楽配信事業をしていれば、いずれはアーティストと直接やり取りをし、そのプロモーションにも深く関わりたいと思うのは当然の成り行きでしょう。Apple Musicは極めて順調に成長を続けていますし、そう遠くない時期にAppleブランドの音楽レーベルが登場しても不思議ではありませんね。
Image: thanat sasipatanapa / Shutterstock.com
Source: Music Business Worldwide viaApple Insider
(塚本直樹)