Googleは、廉価なVRヘッドセット「Cardboard」を作ったり、360度写真を簡単に作成、共有できるようにしたりと、バーチャルリアリティの一般普及に最も貢献した企業と言ってほぼ間違いないでしょう。そんなGoogleが、このほど、「Tour Creator」という新しいツールを発表しVRファンの楽しみをまた1つ増やしました。

このサービスにより、Google Streetストリートビューの画像や360度写真を使って、世界のどこからでも、好きな場所のVRツアーが簡単に作成、共有できるようになりました。以下、その方法を紹介します。

Tour Creatorの使い方

まず、このWebサイトにアクセスし、「GET STARTED」をクリックします。次に開いたページで「+ New tour」のボタンをクリックし、ツアーのタイトルや、トップ画像、説明を選択、入力します。最後にカテゴリー(Art、Architecture、Food & Drinkなど)を選んで「Create」をクリックします。

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Image: Jacob Kleinman via Lifehacker US

次のページで「Add scene」をクリックし、ツアーを作成していきます。Googleマップが起動し、特定の場所を検索できるようになっています(もしくは「Upload」のタブをクリックし、自分の画像を使うこともできます)。

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Image: Jacob Kleinman via Lifehacker US

使いたい画像が見つかったら、もう一度「Add scene」(画面右下)をクリックし、シーンのタイトルと短い説明を入力します。また、使うシーンが(公園や有名な通りなど)広範囲の場合は、特定のPOI(point of interest)を入力することもできます。

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Image: Jacob Kleinman via Lifehacker US

できたら再度「Add scene」をクリックし、以上のプロセスを繰り返します。ツアーに入れるすべての画像を選び終えたら、最後に「Publish」ボタン(画面右上)をクリックし、「Public(公開)」か「Unlisted(非公開)を選択します。作成したツアーは、アップロードしてオンラインで共有(私の作ったツアーはここです)。自分のWebサイトに埋め込むこともできます。

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Image: Jacob Kleinman via Lifehacker US

VRツアーは、Webブラウザで閲覧できますが、VRヘッドセットで見ると臨場感が増します。Googleによると、今年の後半には、「Google Expedition」にアップロードできるようになるそうですが、それまでは、こちらの3Dコンテンツライブラリで、他の人たちが作成したツアーをチェックすることができます。


Image: Jacob Kleinman via Lifehacker US

Source: Google(1, 2

Jacob Kleinman - Lifehacker US[原文