GoogleChromeやfirefoxなどのブラウザを利用している人は拡張機能『Turn Off the Lights』についてすでにご存じの方も多いでしょう。
YouTubeで動画をみるときに自動的に画面を大きくしたり、動画画面をより見やすくするために画面の明るさを暗くするのに最適な機能ですが、そのほかにも便利な機能がたくさんあります。
今回はその便利な機能と活用方法についてご紹介しましょう。
オートプレイ停止機能
Turn Off the Light基本設定ページの中央あたりに、オートストップという機能があります。動画再生中に表示される広告動画に大きく赤や透明なバナーを上からかぶせ、クリックすると元の動画が再生されるようになります。
この機能はすべての動画に適用されるわけではないですが、かなりの高確率できちんと広告をブロックしてくれます。表示されるサイトがあやしいものでないかどうかを教えてくれるアプリも役立ちます。
画面サイズ・解像度自動調節機能
Turn Off the Ligh設定の一番下にもお役立ち機能があります。YouTubeで動画をよく観る方であれば、先に紹介したオートストップ機能と同じくらい役立つ機能かもしれません。一つ目はYoutTubeの動画を自動的にシアターモードにしてくれ、画面の半分ほどの大きさに調整してくれるというもの。
二つ目の機能は自分のディスプレイに合わせて画質を調整してくれるというものです。たとえばもしあなたが4Kの高画質のディスプレイモニターを持っている場合、そのモニターのピクセル数に合わせて、動画が最もきれいにうつるように解像度を自動調整をしてくれるのです。
インターネット接続状態が悪い方、ビデオを落とすのに時間がかかるのが嫌だという方は720ピクセルほどに解像度を落とすとスムーズでしょう。
マイクのスクロールだけで動画の音量を調節するように設定する方法
動画を観ている際に音量を下げたい場合、わざわざアイコンを操作したりしてボリュームをコントロールするのは面倒くさいですよね。Turn Off Lightのアドバンストオプションをクリックして、ボリュームを調整する画面が表示されるまでスクロールします。 「マウスのスクロールでビデオの音量調整をできるようにする」をクリックします。色々とマウスを操作するたびに音量が変わってしまわないよう「alt キーが押されたときだけに適用する」にチェックをいれておきます。
ナイトモードの適用
動画に合わせて光の具合を調整するのが好きな方はナイトモードに似たような設定をいつでも設定しておくとよいでしょう。スライドバーの設定でナイトモードを選択し、Webページを開くたびにそのページの明るさを自由に調整できるようにするためのボタンを表示させるとしておきます。
そうすれば今後Webページを開くたびにブラウザの左下にその調整ボタンが表示されるようになり、クリックひとつで画面の明るさを自由に調整することができるようになります。
ナイトモードをいくつかのサイトを閲覧するときのみに表示させることも可能ですし、一定の時間、たとえば夜間の時間のみ適用するというような設定も可能です。
画面に向かってジェスチャーする・話しかけると自動で画面が暗くなる?
スクリーンの前で手を上から下に動かしてみる、もしくは画面に向かって話しかけると画面を自動的に暗くしてくれる、というなんとも一見優れたオプション機能も備わっています。しかし、手の動きを毎回正確に読み取ってくれるわけではないようですし、スピーチ機能においてはこれまで一度も上手くいった試しがありません。
最近ではスマートスピーカー、ハンズフリーでスマホを操作、なんてものありますが、話しかけるよりも実際に画面やアイコンを操作したほうが早い、なんてこともありますから現段階ではこの機能にはあまり期待はできないかもしれませんね。
代わりに動画を再生すると自動的に画面を暗くしておくアドオンを設定しておくとよいでしょう。
Image: Denys Prykhodov/Shutterstock.com
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David Murphy - Lifehacker US [原文]