私たちは普段、忙しい忙しいと口にしているけれども、果たして本当にそうなのでしょうか? 漫然と過ごしている時間を凝縮させ、達成感を短時間で得ることができれば、どんなにステキなことでしょう。

組織心理学を研究するBenjamin P. Hardy氏のこちらの記事を参考に、1年分の仕事の達成感を1カ月で得るための効率的な時間の過ごし方、自分自身の高め方を考えてみましょう。

1. まず、自分の現状を確認する

・現状何も進歩していないのであれば、それは明らかに時間の無駄である。

・ワクワクするような将来のビジョンはありますか?

・あなたの仕事に遊び心はありますか?

Medium」より翻訳引用

今の仕事が忙しいだけで、自分自身の成長や喜びが見出せないのであれば、まずはそれに気づき、変える必要があります。

中堅もしくは上司の立場になると、どうしてもキャリアや達成感が停滞してしまいがちに。しかし、そのまま惰性で時間ばかりを費やすのはもったいないことです。まずは、未来にワクワクできるか否かを指標に、現状を精査するところから始めましょう。

2. マンネリを捨て、目標プランを設定する

・前進する、成長する、学ぶ、人生や環境が変わることに喜びを見出せるようになること。

・もう一度目的に立ちかえり、目標プラン設定をすること。

・仕事をゲームのように楽しむこと。

Medium」より翻訳引用

次に、マンネリ化、もしくは漠然と流れている時間を修正します。自分自身をさらに成長させることはできるでしょうか? 保身に走りたくなる心にはブレーキをかけて、変化や挑戦を楽しむ姿勢を忘れずに。シンプルなことですが、目標を設定していくことで、同じ時間でもより豊かで濃度の高いものにしてくれるはずです。

3. 思い切った行動を恐れずに実行する

・正しい人々に承認を求める。

・正しい人々に承認を与える。

・差し迫る結果よりも、真の目的や計画に立ち返る。

・仕事や業務自体を遊び心をもって楽しむ。

・自分自身の成長のためには少々の失敗も受け入れる。

・喜んで自分自身の殻をやぶる。

Medium」より翻訳引用

効率よく動くためには、正しい判断と、思い切った行動力が必要です。まずは、上記のことを念頭に動いてみると、人を見る目、自分を見つめる目が養われ、今までとは異なるビジョンが見えてくるはず。進むべき方向が見えたら、あとは恐れずに前進するのみ。少々の失敗も受け入れることが、歩みをとめないコツです。

惰性の1年を過ごすか、生産的な1カ月を過ごすか──。今日から始めたら、将来もきっと大きく変わることでしょう。

Source: Medium

image: George Rudy/Shutterstock.com

カフェグローブより転載(2018.5.18)