iOS12でAppleが潰しにかかったもの5つ

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  • author そうこ
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iOS12でAppleが潰しにかかったもの5つ
Image: Justin Sullivan/Gettyimages

それ、ウチが巻き取るんでいらないです。

WWDC 2018、初日の基調講演で発表されたアレコレ。新製品が発表されると、いち消費者としてわくわくしますね。ただ、その裏で新製品に戦々恐々としている人もいるのです。公式がデフォルト搭載することで、死んでしまうものが必ずありますから。今回の発表で、間違いなくAppleから潰されるもの5つ、あげますね。

ものさし系アプリ

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Image: Apple

今回のアップデートでは、ARが強化されています。ゲームなんてやらないよという人でも役立つものとして、Apple公式のアプリ「Measure」があります。基調講演のステージにて、クレイグ・フェデリギがスーツケースや写真の大きさを測っていたアレです。お手軽簡単、自動で計測。AR系メジャーアプリ(Measure 3DやAirMeasureなど)、潰されますね。

タスク連携系便利ツール

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Image: Apple

iOS 12の目玉の1つとも言えるのが「Shortcuts」。いろんなアプリをまとめてタスク発動できます。デモでは、Shortcutsに登録した「帰宅」というタスク発動で、家までの地図表示、メールの送信、ラジオの再生が連続で行なわれていました。さらに、Siriとも連携しており「〇〇もした方がいいですか?」なんて、関連すると思われるアクションをお知らせしてくれます。公式がここまでくると、サードパーティの類似サービスは歯がたちません。タスク連携の便利ツール(IFTTTなど)、潰されますね。

動画チャットアプリ

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Image: Apple

FaceTimeが複数対応、最大で32人まで同時に動画チャットが楽しめるようになります。参加者は、画面にタイル表示されますが、発言中の人はタイルが自動で大きく表示されるなど、使い勝手もよさそう。Apple端末同士なら、なんだかんだFaceTimeが便利ですから。複数での動画チャットができるというだけでAppleユーザーから使われていたサービス(SkypeやGoogle Hangoutsなど)、潰されますね。

利用時間のレポート

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Image: Apple

生活の向上、デジタル端末とのライフバランスを考えて発表された「Screen Time」。ユーザーがどのアプリをどれくらい、いつ使っているのかレポートしてくれます。さらに、アプリ別に制限時間んを設けることもできるので、これ以上のデジタルライフサポートツールはないでしょう。ユーザーレポート系アプリ(Momentなど)、潰されますね。

Bitmoji

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Image: Apple

自分だけの絵文字が作れるBitmoji。Animojiのその先をいっていましたが、iOS 12のMemojiでその役目の終わりも近い。FaceTime中にも、Memojiできてしまいますからね。Bitmojiは潰され…いや、BitmojiやLINEやSnapchatでも使えますからね。もうしばらく、サバイブしそう。



Image: Gettyimages, Apple

Patrick Lucas Austin - Gizmodo US[原文
(そうこ)