編集部イチオシ

「ゴールデンカムイ」を見ていて、軍隊の階級とかが「よくわからん」という人のために。 追記あり。

詳しいことは知らないけど、まとめてみた。
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イヌノオー@ @inunohibi

陸軍(旧日本軍)の階級一覧表。「ゴールデンカムイ」のような話を見ていると、階級の上下とかが「よくわからん」という人のために。(戸部良一「日本の近代 9 逆説の軍隊」、39ページから転載。) pic.twitter.com/Hd26UF8nPd

2018-05-04 14:01:37
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イヌノオー@ @inunohibi

ゴールデンカムイの登場人物でいえば、下から順に谷垣一等卒(のちの一等兵)、尾形上等兵、玉井伍長、月島軍曹となる。ちなみに、他国の軍隊は(これまた)国や時代によって階級の種類が違うので、一概に日本軍と対応するわけではない。

2018-05-04 14:26:42
イヌノオー@ @inunohibi

熊谷直「日本の軍隊ものしり物語 1」によると、海軍においては明治19年に、モデルとしていたイギリス海軍にならって、中尉と中佐が廃止されたことがある。しかし、今度は日本の陸軍と同一の階級が不在になるため、明治30年に元に戻された。(48ページ)

2018-05-04 14:32:46
イヌノオー@ @inunohibi

悪名高いあのアドルフ・ヒトラーが従軍していた時の階級は、昔は「伍長」と訳されるのが一般的だったが、最近の歴史書では「上等兵」になっている。他国の階級を日本語訳する難しさがしのばれる。

2018-05-04 14:36:15
イヌノオー@ @inunohibi

ちなみに、一等卒、二等卒の「卒」という呼び方は、江戸時代の足軽や同心を意味する。足軽は通常家を継ぐことはなく、一代限りの武士であり、藩によっては名字を名乗ることも許されず、厳格に差別された。そのためにこれを気にする兵がいるということで、当時の宇垣陸相が変更した。

2018-06-06 19:16:54
イヌノオー@ @inunohibi

(熊谷直「日本の軍隊ものしり物語 part1」、57ページ) 軍隊は建前上平等。戦前の軍隊も、結構ポリコレを気にしていた、という例かもしれない。

2018-06-06 19:17:12

追加。

平野耕太 @hiranokohta

>Togetter「ゴールデンカムイ」を見ていて、軍隊の階級とかが「よくわからん」という人のために。 - togetter.com/li/1234540 軍の階級、おそらく一番判りやすいのは 上のまとめより水木しげる先生の↓コレだと思う pic.twitter.com/Y4B8g8uPu9

2018-06-06 21:30:33
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イヌノオー@ @inunohibi

特に、故・水木しげる先生の時代の軍隊生活がわかる本として、吉田裕「日本の軍隊」(岩波新書)というのもありますよ。吉田氏は今、中公新書の「日本軍兵士」が売れてますね。

2018-06-06 23:16:43
イヌノオー@ @inunohibi

上等兵になると、階級全体の中では低くても、初年兵にかしずかれて身の回りの世話をされる側になるので、心地いいんだとか・・・。

2018-06-06 23:16:55

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まるちぱっく@土曜東ヒ-16b @maruchipack

ドラえもんの「階級ワッペン」も分かりやすいよ>RT 自分はこれで軍の階級を知った。 pic.twitter.com/SMsqdQfOgG

2018-06-06 22:32:18
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Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

.@inunohibi 今回のまとめを読んで、連想してtwitter.com/gryphonjapan/s… こんな画像を紹介してみました 可能なら収録を希望いたします.. togetter.com/li/1234540#c50… 「「ゴールデンカムイ」を見ていて、軍隊の階級とかが「よくわからん」という人のた..」togetter.com/li/1234540 にコメントしました。

2018-06-11 02:06:43
Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

「ゴールデンカムイと階級まとめ togetter.com/li/1234540」 を読んでの感想 例えば大出世した人を「伍長」と呼ぶとき「所詮はその程度の小物」みたいな侮蔑での使用もあれば、「会議室で喋るだけじゃなく、現場でも活躍できるバリバリ」という称賛の意味でも使い得るので注意が必要っすね。 pic.twitter.com/m5LSUO8Vev

2018-06-11 02:00:16