Android:ハンドルを握っている間は携帯やスマホはすべて無視するのが理想ですが、悲しいかな。現実には、新着メッセージやSNSの通知があると我慢できない人がいます。

AppleやGoogleのような大手企業は、すでにこの問題を解決するために動いています。iOS 11には「運転中の通知を停止」という機能がiPhoneに追加されていますし、GoogleのスマートフォンPixel 2やPixel 2 XLにも同様の機能があります。そしてAndroidでも、新しいアプリを使えば運転中に「Do Not Disturb(通知をしない)」という機能を使用できます。

この無料のアプリ『Driving Detective』は、GoogleがPixel 2のために開発したソフト「Do Not Disturb While Driving」が元になっています。Android 4.1以上のOSが稼働しているどんなデバイスでも動き、設定も簡単です。まず、アプリをダウンロートして開きます。運転中の通知に関する設定画面「Do Not Disturb」が出ます。それだけです。

driving-detective-4-329x658
Image: Google

『Driving Detective』は、その時の移動速度を測り運転中かどうかを推測します。時速50Kmの猛スピードで近所のコンビニまで走っていくことはないだろう、という見積もりです。

ただし、1つ問題なのは、『Do Not Disturb』が公共交通機関に乗っている時も起動するかもしれないことです。しかし、アプリを開いてトグルをオフにしたり、右上のスイッチをタップしたりして、簡単にオフにすることができます。もしくは、アプリが勘違いして通知をしないようにしている時は、邪魔するもののないちょっとした休憩を楽しむのもいいでしょう。

Driving Detectiveは、すべての通知を完全にブロックするか、優先度の高いアラート(リマインダー、イベント、アラーム、選ばれた連絡先からのメッセージ)はそのままにするか選ぶことができます。

また、平日や週末でアプリを機能させるかどうかも設定できます。週末にドライブを楽しんでいる時に通知がくるのは気にしなくても、平日の通勤中に着信が少しでも鳴ったら、自分もまわりも気になるということもあるかもしれません。


Image: Google, Andrey_Popov/Shutterstock.com

Source: Android Police, Google

Jacob Kleinman - Lifehacker US[原文