私はBluetoothのイヤホンが好きですし、Appleの「AirPods」が爆発的に売れていることを考えると、そういう人は他にもたくさんいるのでしょう。けれど、私はときどき、昔ながらの3.5ミリステレオミニプラグがついたヘッドホンをまだ持っていたらよかったのにと思う状況に遭遇します。

その良い例が飛行機の機内です。大きな理由は、機内のエンタテインメントシステムにAirPodsを簡単に接続する方法がないからです。ジムでトレッドミルでランニングしながらテレビの生中継を見るのが好きな人も、同じことを思っているでしょう。

この問題を解決する簡単な方法があります。飛行機に乗る時とワークアウト専用の安いイヤホンを買えばいいのです。けれど、ハイテクを使ったもっとエレガントな解決策を探している人には、いくつかの選択肢があります。

AirPodsを飛行機内で使う方法

できのいいApple用アクセサリで有名なTwelve South社は、つい最近Bluetoothアダプターの「AirFly」を発売しました。AirFlyは一方の端に3.5ミリステレオミニプラグがついており、8時間使えるバッテリーを備えています(これだけもてば、ほとんどの国内線フライトには十分です)。このデバイスはAirPodsのケースに合うスリムな白いデザインで、小さいので機内持ち込みのかばんに滑り込ませることができます。

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Image: Twelve South

「Engadget」は、AirFlyについての短いプロダクトレビューで、音声に関する問題には触れていません。実際に使用するにあたって唯一の問題は、飛行中にイヤホンをこのアダプターに接続したら、着陸した時にはそのイヤホンをスマートフォンにつなぎ直さなければならないということです。毎日この機器をジムで使っている場合は、面倒かもしれませんが、それでもBluetoothイヤホンをBluetooth非対応機器に接続できる便利さに比べたら、小さな犠牲にすぎません。

40ドルするAirFlyは、特にほとんどのBluetoothアダプターが(Amazonをざっと調べたところ)10ドルから30ドルの間に収まっていることを考えると、安くはありません。こういう代替品のほとんどは、評価も上々です――Amazonのレビュアーが信頼できるとしたら、ですが。

それでも、自分のAirPodsには安いBluetoothアダプターを使いたくないと思う人がいるかもしれません。そこそこの音質のつまらないデバイスを選んでしまうと、次回6時間のフライトで拘束された時に、ポッドキャストなどで時間つぶしをして楽しめず、かなり不愉快な経験をするはめになってしまうでしょう。


Image: Twelve South

Source: Quartz, Amazon(1, 2, 3), Twelve South

Jacob Kleinman - Lifehacker US[原文