小さい子どもの写真を撮るときは、子どもに「笑いなさい」と言っても、おびえたプレーリードッグみたいな顔になってしまうことが多いのではないでしょうか。子どもが親に言われて見せる不器用な笑顔の写真も、それはそれで悪くありません。

10年後には、そんな写真も世界中からノスタルジックな写真が投稿されるソーシャルメディア「#ThrowbackThursday」に投稿できるかもしれないですから。でも、なぜかカメラを向けたときに限って見られない、子どものすてきな笑顔を撮れたらいいなと思いますよね。

カメラマンをしている私の妹のCarissaは、仕事柄、どんなに写真を撮られるのが嫌いな子どもでも機嫌良くさせてベストショットを撮ってしまいます。彼女が私に教えてくれた「小さい子どもからなるべく自然な笑顔を引き出すコツ」をご紹介します。間違っても「チーズ」と言わせたりはしないようです。

子どもの笑顔を引き出すコツ

  • 鬼ごっこの鬼になり子どもに追いかける:鬼が立ち止まると、子どもはご機嫌になるので、写真を撮るチャンスです。
  • 「おもしろいことを言ってみて。でも笑っちゃだめよ」と子どもに言う:これは子どもにはとても難しいことなので、たいていは大笑いしてしまうでしょう。
  • 2人の子どもの写真を撮るときは、にらめっこをさせる:子どもは笑わずにはいられなくなります。
  • 小さい子どもなら、「高い高い」をしたり、空中で逆さにしてみたり、スーパーマンのように空を飛ばせる:すばらしいアクション・ショットが取れます。
  • おならの音をさせる:子どもの耳元で「おならブーブー」と言うのもアリです。
  • 子どもに楽しい話をさせる:新しい子犬の話、ディズニーランドに行った話、お兄ちゃんがしたおもしろいこと、好きなフレーバーのアイスクリームの話などしてもらいましょう。
  • 子どもと一緒に作り笑いする:作り笑いはそのうちに本物の笑いになります。
  • 子ども用のジョークを言えるようにしておく:典型的な例をいくつかあげます。「バスルームで見つかる楽器は何? チューバ歯磨き」「どうしてトラは汚れているの? プーさんと遊んでいたから」
  • 写真を撮る直前に、1、2の3で全く無意味なことを言う:「青い靴をはいたロバ」「スチャダラパー」など。子どもは最初はぽかんとして、それから笑います。

上記の裏ワザがうまくいけばしめたものですが、子どもがどうしてもその気にならないときは無理強いしないようにしましょう。一番避けたいことは、子どもがカメラを見ると不安でたまらない人間になってしまうことです。うまくいかないときは諦めましょう。どんなにまずい写真もその子の結婚式でスライドにしてスクリーンに映すといい写真になります。


Image: Tyler Olson/Shutterstock.com

Source: The Knot

Michelle Woo – Lifehacker US[原文