新型Apple Watchでは、サイドボタンとりゅうずがタッチセンサー方式に?

  • 27,993

  • author 塚本直樹
  • X
  • Facebook
  • LINE
  • はてな
  • クリップボードにコピー
  • ×
新型Apple Watchでは、サイドボタンとりゅうずがタッチセンサー方式に?
Image: Apple

まるでiPhone 7のホームボタンのように。

毎年、着実な進化を遂げる「Apple Watch」ですが、今年の新型Apple Watchでは大幅な変更があるかもしれません。

Fast Companyが伝えるところによると、新型Apple Watchでは物理的なサイドボタンや、回転するデジタルクラウン(りゅうず)が廃止に。タッチセンサーを取り入れたボタンに換わります。またデジタルクラウンを回す動作はなくなりませんが、サイドボタンやデジタルクラウンを押し込む感触は「Taptic Engine」による、電子的なフィードバックに置き換えられるとしています。

デジタル機器にとって物理的な可動部分は故障や水、ホコリの侵入元となるので、少なければ少ないほど防水・防塵の性能を高めることができます。ただ、Apple Watchではすでに高い耐水性能をそなえているので、物理ボタンをなくす理由として考えられるのは、パーツスペースの節約でしょう。物理可動域を極力へらすことで、浮いたスペースにバッテリーを積んだりできます。

また面白いのは、この新しいボタンのトップがタッチセンサーとなり、心拍リズムなどの計測に利用されると報じられています。これも物理ボタンではなかなか実現できない技でしょう。

これまでの噂では、新型Apple Watchは画面のベゼルレス化ヘルスケア機能の強化が報じられています。今年のApple Watchは久しぶりに、大いにひと目を引くような刷新がありそうな予感です。


Image: Apple
Source: Fast Company via 9to5Mac

(塚本直樹)