デザイナーさんに面白く使って欲しい。
CMYKの4色があればフルカラーの絵が描けるのはご存知の通り。Kickstarterでは、4色のペンを差し込み、壁面に自動でお絵描きしてくれるロボット「Scribit(スクリビット)」が大変な人気を呼んでいます。
ただ絵を描いてくれるだけではなく……消してまた別の絵も描けちゃうんです。
550万円のゴールに対して、公開現在では1,098人から約4000万円ほどの出資金が集まるほどの大人気。
Scribitは壁の左右に釘を打って、ワイヤーで吊る必要があります。ですがネットで見つけた画像やイラストをPC・スマホから本体に送信するだけで、あとは勝手に絵を描いたり消したりしてくれるのがグー。形式はSVG、PNG、AI、PDF、JPEG、TIFFファイルから描画してくれます。専用のフォーマットじゃないのがいいですね。
お絵描きは絵に限らず、本日のニュースやTwitterなど、(わざわざアナログで出力する必要がないものまで)何でもござれ。
壁に描くのが難しい方にとっては、ガラス面に描けてしまうのが嬉しいポイント。インクが消せる秘密は、熱で消える特殊なものを使用しているからなんです。気になる方はデモ映像で確認してみてください。
Kickstarterでは349ドル(約3万8,400円)+送料で本体ひとつと、4本のペンが付いて届きます。今後は改良を重ね、ほかのアプリやサービスとの連携、それにスマートスピーカーに用いられる音声アシスタント各種にも対応させるとのこと。
Scribitを使った作品がTwitterなんかでバズりそうですね。ぜひとも素敵な作品を見せてください!
Image: Kickstarter
Source: Kickstarter, Scribit, YouTube(1, 2)
(岡本玄介)