テクノロジーアピールのなさがIKEAらしい。
昨年末に発表された、IKEAとSonosのパートナー連携。家におけるサウンドの重要性などを謳っていましたが、ようはスマートスピーカーが出るんでしょと、そんな風に思っていたこの6カ月あまりです。
その予想は見事に的中。The Vergeが、IKEAの開催するDemocratic Design Daysにてお披露目されたプロトタイプの姿を捉えました。
These are the first Sonos speakers designed by Ikea https://t.co/VUMNBwKjnMpic.twitter.com/mJe3tAhnU2
— The Verge (@verge) 2018年6月8日
IKEA×Sonos初のスマートスピーカー、その名は「SYMFONISK」。最終デザインではないものの、どれもフラットなかたちでIKEAイズムを感じます。テーブルの左に見えるブラケットは、IKEA製キッチンのキャビネットなどと取り付けるのに使うようです。吊り下げ式のスマスピって、けっこう珍しいかも。
Teenage Engineering(ティーンエイジ・エンジニアリング)と協力してオーディオシステムやターンテーブルを作ったりと、最近のIKEAはサウンドを大事にしている感があります。IKEAのスマート照明もHomeKit、Alexa、Google Homeに対応しましたし、制御端末たるスマスピを自社で用意するのも納得の流れ。スマスピとしての性能も、Sonos味なら悪いモノにはならないでしょう。きっと。
「SYMFONISK」についてわかっているのは、2019年の夏以降リリース予定だということ。スマスピ市場の一年後とか未知ったらありませんが、IKEA印のクールなスピーカーが増えて困ることはありません。価格もお手ごろであってほしいですね。
Image: The Verge
Source: The Verge, IKEA Today, Twitter
(ヤマダユウス型)