休暇は、その長さに関係なく、ストレス解消を目的としているところがあります。ということは、ストレス解消になるなら、何もしないでブラブラするだけじゃなく、何かをして過ごすこともアリです。

頭の片隅のやらなくちゃを片付ける1日休暇

私生活で片づけなければならない用事が山積みになっているけれど、いつになっても時間が割けそうもないというときは、いっそ1日でも短い休暇を取って片づけるのも手です。長い目で見るとその方が幸福と健康につながるかもしれません。

髪を切りに行かなくちゃ。新しい家具を選びに店をあちこち見て回りたい。車のオイルチェンジをしなくちゃ。犬を長いことドッグパークに連れていけていない。庭の手入れをしなくちゃ。じっくり腰を据えてアートのプロジェクトを完成させたいな。何しろ仕事の後は疲れすぎてとてもじゃないけどできなかったから。

ハーバード・ビジネス・レビューのエリザベス・グレイス・サンダースさんは、短い休暇を取って私生活の生産性を高めるために使うことを推奨しています。基本的に、1日休みを取り、ずっと気になってきた仕事とは無関係のタスクを集中的に片づけるのです。1日休むのが無理なら、午後半休を取ってもいいでしょう。

このとき大切なのは、急がずストレスを感じずに用事を済ましていくこと。必死に駆けずり回って1つ残らず用事を片づけようとするのではなくて、仕事中や夜、家で寛ごうとしているときにも気になってしまうことをいくつか選んで、それを片づける時間を自分に与えるのだと思ってください。

ゆっくり時間をかけて、美味しいコーヒーを飲んだり、好きな音楽を聞いたり、私生活のToDoリストを自分のペースで片づけるのです。あと、外を歩いていて何かおもしろそうなことがふと目にとまったら、立ち止まってやってみてください。結局のところ、そんなふうに過ごすのが休暇なんですよね。

How to Get the Most Out of a Day Off | Harvard Business Review

Patrick Allan – Lifehacker US[原文

Photo: FaceMePLS