コントローラー多めです。
ロサンゼルスで開催された、世界最大規模のゲーム見本市E3。ここでは新型Xboxの話や、トレッドミル不要のVRソール「Cybershoes」や、コジプロ話題の最新作『デス・ストランディング』の長編トレイラーが公開されたりと、とにかくゲームに関連した発表が盛りだくさんでした。
そこで今回はあまり話題にならなかったものの、現地で面白かったゲーム周辺機器をまとめてみたいと思います。まずはこちらから。
Hyperkin「Ultraboy」
1月のCES 2018でお目見えした、アルミ筐体のゲームボーイ互換機です。懐ゲー好きには嬉しい一台ですが、あれから改良されたそうでオーディオのアウトプットと大きめのボリュームダイヤルが付きました。チップチューン作曲もはかどる設計ですよ。スマートフォンよりは大きいので、ポケットに忍ばせるのにはやや難アリかもしれません。
任天堂「モンスターボール Plus」
ニンテンドースイッチ用ソフト『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ/Let's Go! イーブイ』 とPokemon Goで使用する、リアルなジョイスティック付きコントローラー。Let's Go! ピカチュウ/イーブイでは、投げるモーションでポケモンを捕まえたり、Joy-Conの代わりにこのモンスターボール Plusだけでプレイすることもできます。
それにコントローラーとしての機能以外にも、ポケモンを中に入れて連れ出すことができ、ポケモンの鳴き声が聞こえて振動も感じられます。USB-Cによる充電で6時間遊べます。単体では4,980円+税、ソフトとのセットだと各9,980円+税です。
「Scuf Vantage PS4コントローラー」
プレステ用のコントローラーには、これまで劇的なデザイン変更はほとんど起こっていません。ですが中にはDUALSHOCK(純正コントローラー)が好きじゃないゲーマーもいるようで、そんなときはこのScuf Vantage PS4コントローラーを使うと、振動のON/OFFの設定ができます。Xbox用コントローラーに近い形状で、ボタン機能を自由にカスタマイズできるうえ、マイクやヘッドフォンの音量も手元で操作できるのも特徴です。ついでにフェイスプレートも自分好みに付け替えが可能と、170ドル(約1万8700円)の価値は十分にありそうです。
Microsoft「Xbox Adaptive Controller」
これはすべての人がゲームを楽しむアクセシブルゲーミングについて考えられたデバイスで、四肢に障がいがある人でもゲームを楽しめるようにデザインされたコントローラーです。背面には19個の3.5mmジャックがあり、Adaptive Controllerの各キーにさまざまなボタンデバイスをアサインできます。もしかしたら、チーターたちが悪用する可能性もなくないかもしれませんが……身体の不自由な人たち向けに作られたコントローラーというのに先見の明があります。
Hyperkin「Duke Colorways」
現行のXboxでも使える、初代Xboxと同じ形状のコントローラーです。「Dukeコントローラー」とよばれた初代Xboxの大きなコントローラーは、センターのXboxロゴが特徴的でした。ところがHyperkinから4月に発売されたDukeコントローラーの復刻モデルは、ロゴ部分にまさかの液晶を搭載。
今回のそのカラバリです。半透明カラーで赤・青・橙・緑の4色が登場しました。「やっぱこれが手に馴染んでるんだよね」という人たちはぜひ。
8Bitdo「ZERO 2 ワイヤレス・ゲームパッド」
Nintendo Switch向けの、昔懐かしの一体型十字ボタン。価格は20ドル(約2,200円)前後で、PCとも連携が可能です。もちろん小さいのでポケットにも入れて持ち運びも楽チンです。
Image: Gizmodo US, Microsoft, 8BitDo
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(岡本玄介)