私生活で、厳格な財務計画を遂行することは、ヘルシーな食生活を続けることとよく似ています。 計画通りにできていると、気分が良くなりますし、将来のためになることもわかっています。

でも、正直言って、お金の使い方をきちきち管理していると、辛く退屈になりがちです。悪習慣をなくして、新しい習慣を身に着けようとしているときは特にそうです。

ですから、ダイエットと同じようにたまには「羽目を外す」日があっても構いませんし、その方がむしろヘルシーかもしれません。

この男性のように、パーソナルファイナンスに関して一家言ある人たちのなかには絶対主義者もいて、常に倹約して、しっかりお金を管理していないと、人生を失敗すると主張しています。

私は以前そういう考え方に対する感想を書いたことがありますが、今もその時と同じ考えです。財務状況が全般的にうまくいっているなら、お金を使ってちょっと楽しんでみてはどうでしょうか

倹約を考えるとき、買い物禁止、倹約ゲーム、いつどんなものなら買ってもいいかルールを決めるなど、節約法にフォーカスしがちです。

それは、お金を使うのは悪いことで、貯金するためにさらに努力すべきだと考えることになります。ところが、意外にも、お金を使って羽目を外す日を計画的に作ることは、その考え方を逆から実践することになります

雑用をこなすために休暇を取った後は、仕事の生産性が高くなります。それと同じで、お金に関しても羽目を外す日を作ると、気持ちがリセットされます。

ペディキュアをする、友人たちと夕食を食べに出かけるなど普段はしないようなことにお金を使うことで、「自分へのご褒美の日」を作ってみましょう。

いつもより良いワインやデザートを買って、自宅で味わうのもいいですね。そんなとき罪悪感は無用です。

Image: Scott Warman/Unsplash

Alicia Adamczyk – Lifehacker US[原文