クランクとギヤの間にシリコーンゴムを入れることでペダリングをアシストする技術 115
ストーリー by hylom
一般人向け 部門より
一般人向け 部門より
nemui4曰く、
自転車のフロントギヤ内にシリコーンゴムを入れることで、動力をアシストするというシステムが販売されている(オリンピックの紹介ページ)。
ペダルクランクが上下になったときに力をうまく伝えられないデッドゾーンとなるのを防ぐシリコンボールが入ってるだけなのに、坂を登るのもかなりスムースになるらしい。
これいいな。
クランクとペダルの間にシリコーンを入れ、踏み込んだ際にシリコーンを圧縮することで、たとえばペダルが下死点の位置に来たり、ペダルへの踏み込みが弱くなったときにシリコーンの復元力により動力が生まれるという仕組み。利用者からは一般的なギヤとの違いが体感でき、漕ぎ出しが軽い、疲労感が少ないといった声が出ているようだ。
その前に (スコア:3, すばらしい洞察)
タイヤの空気圧とサドルの高さ調整をまめにやれよと言いたい。
Re: (スコア:0)
ペダルが一番下にあるときですら膝が90度程度になるようなサドル高の連中は,密かに太腿を鍛える訓練をしているのだと思って見ています。
Re:その前に (スコア:1)
街乗りで足つき性と走破性のどっちを優先するかで変わりそう
Re: (スコア:0)
後はペダリングポジションも。
拇指球までいかなくても、
かかととか土踏まずべったりで漕ぐより、
気持ち前の方で踏むだけでも違ってきます。
”過剰演出気味” (スコア:3, 参考になる)
http://fiction-cycles.blogspot.com/2018/06/free-power.html [blogspot.com]
この記事にはいろいろ書かれていて参考になりました。
かいつまんでまとめると、
・バネや特殊なクランクを使った仕組みは過去いろいろあったが、生き残ったのは楕円チェーンリングくらい
・ペダルを回すのが下手な人にとって恩恵があるであろう仕組み
・坂道を登る比較動画では明らかにギア比が違っていて(フリーパワーがすいすい登れるように見えるのは軽いギアで登っているから)、過剰演出
・「電池のいらないアシストギア」というキャッチコピーも、電動アシスト自転車の代替になりうるという誤解を煽っている
Re:”過剰演出気味” (スコア:1)
件の動画では、同じ坂を「従来の自転車で登った場合」「フリーパワー搭載自転車で登った場合」の比較動画を出して、後者の方がするする登っているように見せています。
ですが、よく見ると前者はギア比が重く、後者はギア比が軽くなっています。ギア比が軽いほうがするする登るのは当たり前なので、これってフリーパワーのおかげでもなんでもないんじゃないの、ってことです。
穿った見方をすれば、同じギア比同士なら目に見えて差が出るようなことはない、その程度の効果だということだと思います。
反発 (スコア:2)
圧縮されてたシリコンゴムが反発する時、ギアが動くのは駆動方向とは限らない.
上死点って足で回転方向にペダル支えられないので、逆転方向に戻るだけちゃうかな。
この製品がTVに上がってオリンピックグループの株価が2日連続ストップ高になってるけど。
Re:反発 (スコア:1)
紹介ページの健康食品っぽい構成を見ると胡散臭さ満点で身構えてしまうな。
Re: (スコア:0)
ギアの中のシリコン潰すパーツは戻るけど、
ギア自体は戻らないんでしょ。
エネルギー (スコア:2, すばらしい洞察)
エネルギー的には負荷が増えてる…はずですよね。
すでに同様のものはあるが、使い方が異なる (スコア:1)
船外機とか一部のエンジンには同じ仕組みのものがすでについてるよ
回転させるための負荷を軽減する目的ではないけどね
Re: (スコア:0)
バイクや車でもハブダンパーってのが有るな。
わけわかめ (スコア:1)
>シリコーンゴムを入れることでペダリングをアシストする技術
「シリコーンゴムを入れることでペタリングをアシストする技術」と空目して
なんでシリコンを入れてペタなのかとしばらく悩んでしまったのは俺だけ?
この話のミソは (スコア:1)
上死点と下死点がある、という話を一瞬で信じ込ませるという点かな。
往復運動を回転運動に変えてる内燃機関からの類推をうまく使ってるよね。でも自転車ではピストンに相当するのは1つじゃないし。
まぁ好意的にみても筋力じゃなくて重力でペダル漕いでる人にはそうなのかもしれないけど。
どのへんをターゲットにしてるのかわからないけど、少なくとも理科が苦手だったおばちゃんには全然通じないような気がする。
Re:この話のミソは (スコア:1)
人間だとシリンダに位置が固定されるピストンと違い、上死点・下死点からズラすこと子も出来るから、
単純な機械的なリンクとはとはちがって上下死点がそこまで致命的ではないからなあ。
クランクとヤギの間にシリコーンゴム? (スコア:0)
朝から寝ぼけいて何かと思った
Re: (スコア:0, オフトピック)
「この故事がスペース・ゴートと呼ばれるようになり、後にスケープ・ゴートへと変化した。」(民明書房 以下略)
ええっ!? (スコア:0)
踏み込み弱くなったら、ペダルが戻るだけじゃない?
Re:ええっ!? (スコア:1)
人体の構造上、ペダルを踏み切った時点でつま先が下を向く傾向がある。
反力はペダルの向きで人体への反動が変わるから、つま先を下げて体重を掛ければ回転方向の力が増える事になるかと。
-- Buy It When You Found It --
Re: (スコア:0)
ペダルが戻ろうとする力と回ろうとする力の両方が生じるでしょ。
だから漕ぐ力が均一っぽくなるけど、その代わりとしてロスする力も増える。トータルでは効率が悪くなるけど、体感での疲労は減るという製品。
Re:ええっ!? (スコア:2)
むしろハイブリッド車のように「けっこうな損失を発生させてるけど、それでもトータルでは効率がよくなる」の可能性もあるのでは。
「元のパワーソース(足、エンジン)の余力があるときにエネルギーを貯めておいて、そのパワーソースの効率が落ちる状況の時にアシストする」と考えれば似てる部分はあると思う。
うじゃうじゃ
Re:ええっ!? (スコア:1)
筋肉は1方向にしか動かないから、どこでロスするかを考えると「体感」は語弊があると思う。体内で力学エネルギーロスすると、単純に体に悪いからね。
Re: (スコア:0)
圧縮されたシリコンゴムのバネによって、自転車を漕ぐ方向の作用とペダルをもとに戻そうとする反作用が働くけど、
ペダルは逆回転しないような構造になってるのかな?
そうでなかったとしたら、自転車を漕ぐ方向の力>>ペダルをもとに戻す力 なんだから、ペダルがもとに戻るだけ…。
Re: (スコア:0)
そして足滑らせた時にスネアタック食らう威力も増える
Re: (スコア:0)
ペダルが「滑らかに」まわるという話でしょう。
人間の体は円形ではないので、ペダルを回しやすい部分と回しにくい部分がある。
しかしギヤの方は常に一定の力で回し続けることを要求するので、力の入りにくい部分が
あると上手く回ってくれない。
ロードレースあんかだと楕円ギヤとか広く使われてるみたいだけど、
個人差もあるし一般向けには使い難かった。
https://kurashi-no.jp/I0018907 [kurashi-no.jp]
http://www.smith.ne.jp/products_02.html [smith.ne.jp]
それに代わるものとして発明されたんじゃない?
Re: (スコア:0)
脈動を減らすコンデンサのような物かと。
ロスはあるけど、ピークが平滑化されるので体感は楽になる。
Re: (スコア:0)
どちらかというと慣性質量がコンデンサで、バネはコイルに相当するような……
劣化 (スコア:0)
交換せずに使い続けられる条件次第
Re: (スコア:0)
屋外保管で、チェーンが固着して伸び切ってすぐ外れるようになったら本体ごと交換する価格帯じゃない?
内蔵シリコンが割れる頃にはタイヤも摩耗したり割れたりしてるだろうし。
ペダルから足の裏が離れた時に勢い良く戻ったら脛を撃ちそう。
シリコンより (スコア:0)
バネのほうが経年劣化は少なそうだが重くなる?
Re: (スコア:0)
シリコンは定期メンテで継続収入できるけど、バネは難しいじゃないですかー
Re: (スコア:0)
昔そういう奴が有ったけど、あっさりと消えた。
結局効率的なペダリングがバネの特性で固定化されちゃうから、情況に合わせて使い辛い。
それ以前にちゃんとフレームのしなりを作れば追加部品とか無しに同様の効果も得られる。
誰か近くにヒルクライム向きのロード持って居る人が居ればちょっと借りて坂で試してみればいい。
イロイロな力で踏み込んで試すと、妙にノリが良くなる所があると思う。
番組を見ていたけど (スコア:0)
試乗していたおっさんの顔を見ていると、自分も試しに乗ってみたいと思わせるようなものでした。
あまり高くないものではあるが、何年ぐらい使えるものなんだろうか?
番組を見たい人はこちらから (スコア:1)
がっちりマンデー!!、TBS 6月17日(日)放送分 6月24日(日) 07:29配信終了
https://tver.jp/episode/45233972 [tver.jp]
Re:番組を見たい人はこちらから (スコア:1)
比較対象の自転車のギヤが重すぎなだけにも見える。
Re:番組を見ていたけど (スコア:1)
何年ぐらい使えるものなんだろうか?
通常使用で3年って書いてますね。
(8km/日x20日/月x3年=6000km)
ゴムだけ交換できるみたいです。
Re: (スコア:0)
多分、昔のベルト式自転車みたいな踏み心地なんだと思う。
チェーンみたいにカチッとしてなくて、ぼよ~んとした踏み心地。
今のベルトは、改良? されてチェーンに近い踏み心地になっている
みたいだけど乗ったことがない。
Re:番組を見ていたけど (スコア:1)
>チェーンみたいにカチッとしてなくて、ぼよ~んとした踏み心地。
番組で試乗していた森永卓郎さんも「ふわふわした感じ」って言ってた気がする。
それですいすいと坂を登れたと喜んでたし、アレ見たら使ってみたくなった。
自転車持っていったら換装してくれるのかな。
Re: (スコア:0)
30年くらい前にそのベルトの自転車乗っていました。アルベルトね。
特に変な感じなかったですよ。
ただ自転車自身の重さがあって、常に重いと感じていた。今は軽くなったかな。
「弾力のある陸上トラックのほうが良いタイムが出る」 (スコア:0)
昔、日経サイエンスで見た記事だけど原理は似てるんだろうなあ
力の伝え方を多少平均化したほうが効率が高いというのはありそうな話だ
あれだ (スコア:0)
バイクのハブダンパーにそっくり
向こうはショック吸収のためだけど
Re: (スコア:0)
漕ぎ方で違う (スコア:0)
死点を解消するのがポイントなんだろうけど
サドル位置をつま先がかするぐらいの高さにして
足の裏を後ろに向けて
下に押すのではなく後ろに回すように漕げば死点を減らして効率よく漕げますよ
メンテナンスの手間考えると漕ぎ方のフォーム改良したほうが早い
あと内蔵式8段変速もあるので
変速機の使い方覚えたほうがロングランへの近道だと思うんだけど…
Re: (スコア:0)
こういう製品を使う層はメンテナンスなんて考えてない、できる限りイニシャルコストの低いママチャリを使いつぶすような人たちでしょ。
メンテの手間だの変速機だのは筋違い。
胸にシリコーンボールを入れると (スコア:0)
胸の上下動の際に…どうなるんだろう?
Re:「ペダルへの踏み込みが弱くなったときに」って (スコア:1)
>自転車のいまいちなところは、片方のペダルが動かしにくい位置に来た時、もう片方のペダルも動かしにくい位置に来ているってところですよ
そのデッドゾーンをなんとかしようとして、コレが編み出されたらしい。
Re:「ペダルへの踏み込みが弱くなったときに」って (スコア:1)
Re:昔、前スプロケットが楕円になった自転車があったじゃない (スコア:1)
昔あったね、オーバルギアだっけ。
ぐぐったらYahoo!知恵袋にあたった。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1481487079 [yahoo.co.jp]
Re:そんな胡散臭いのより (スコア:1)
対向側に自転車が来ると避ける自信がなくすぐ降りちゃうような方を対象としているようなので、高いサドルとかビンディングなんて怖くてよう乗ってられまへんわ、ということになるかと。
Re:普通のエンジンって (スコア:2)
>多気筒化して位相をずらしたり
多気筒化した「上で」位相をずらすというべきかな
多気筒で無いとずらせないけど、多気筒にすればずれるわけではない
直列エンジンは位相をずらすためクランクシャフトに細工してある
#カム側にも
V型とか星型は見るからに位相差つけやすそうだけど
わざと位相差つけないのがBBでよろし?