カードレス社会、カモン!
Apple Watchはフィットネス機能だけでなく、電子マネー「Suica」が使えるなどますます進化していますが、米大学ではApple Watchを学生IDカードとして使う試みが発表されています。
Tuscaloosa Newsによれば、アラバマ大学ではApple Watchを学生IDカードとして利用し学生寮や図書館に立ち入ったり、夕食を買ったりできるようになるそうです。具体的には、カフェなどに設置された端末にかざして使います。まるで電子マネーのような使い方までできるのは驚き。しかし学生IDカードとして使うということは、後日大学から請求がくるのでしょうか?
ちょうど6月に発表されたiOS 12では、iPhoneやApple WatchのWalletアプリを使って学生IDカードをNFCでエミュレートする新しい機能が発表されました。ネタ元のTuscaloosa Newsで言及されているわけではないのですが、今回のニュースはこの新機能に関係しているのでしょう。
読み取り機器の対応などのハードルはありますが、こういった公的な機関でもいよいよiPhoneやApple Watchだけでカードレスな生活ができる日が近づいているのかもしれません。
Image: Apple
Source: Tuscaloosa News via Slash Gear
(塚本直樹)