使い道は不明です。
クールなダークモードが印象的な新しいmacOS Mojaveですが、より実務的に使えそうなのは、デスクトップのファイルを自動でグループ化してくれる「スタック」でしょう。
この機能を使えば、写真やPDFファイルなど、散らかりがちなデスクトップのファイルがサクッと簡単に整理整頓できるのです。しかしどういうわけか、そんな便利機能と相反するように、Mojaveにはデスクトップのファイルを散らかしてくれる隠し機能「Mess Up」が搭載されていたのです。
So many fantastic improvements and features to MacOS Mojave, but there's one feature that wasn't announced during the keynote that I just discovered.
— Chris Morris (@ChrisMorrisOrg) 2018年6月15日
This. Changes. Everything... pic.twitter.com/Vp5zoxXufX
機能はTwitterアカウントのChris Morrisによって、Mojaveのベータ版から発見されました。
米Gizmodoが試したところ、手順はまずFinderのメニューバーから「スタック」をオフにします。そしてデスクトップを右クリックし、optionキーを押すと「Clean Up(整頓)」が、“めちゃくちゃ”を意味する「Mess Up」に変化。これをクリックすれば、まるで蜘蛛の子を散らすようにアイコンがババっと散らかるのです。
Mess Upが存在する理由は不明です。しかしさまざまな問題がパワフルなコンピューターやAI(人工知能)により一瞬で解決される世の中で、あえて無駄な機能を追加するというアンチテーゼをApple(アップル)は提唱したかった…のかもしれませんね。そうじゃないかもしれないですけどね。
あと、この機能が秋にリリースされる正式版のMojaveで搭載されるかどうかも不明ですけどね。
Image: Apple
Source: Twitter
Sam Rutherford - Gizmodo US[原文]
(塚本直樹)