恋人とのラブラブな関係を維持するのに、誰にでも効く特効薬や、神から授かった秘訣といったものはありません。どんなカップルも、それぞれに違ったところがあるからです。

しかし、ほぼすべての状況でプラスの効果があるのは「コミュニケーションの機会を増やす」こと。しかも、バカバカしいとか、ムダじゃないかと思えるような内容でも、効果はあるのです。

関係維持のためのメッセージ

あなたが大切なパートナーに、最近送ったテキストメッセージはどんな内容でしたか? 晩ご飯についての話でしょうか?

あるいは、買ってきて欲しいものや、家事に関する話題だったかもしれません。こうしたやり取りは必要なことですし、別に悪いところなどまったくありません。

では、愛するパートナーを笑わせようとしたのはいつだったか、思い出せますか?『GQ』誌の記事で、Sophia Benoit氏は、少なくとも1日に1回、関係維持のための「メンテナンス・メッセージ」をパートナーに送るよう提案しています。

重要度の高い情報は入れない

Benoit氏によると、効果的なメンテナンス・メッセージを送るためのコツは、重要度の高い情報をあえて入れないことだそうです。相手への連絡事項や今後の計画、要望などがこれにあたります。

また、「そっちはどんな感じ?」といった当たり障りのない質問もNGです。こうしたメッセージの内容として望ましいのは、2人にしかわからない内輪のジョークや、思わず笑ってしまうような写真、パートナーが好きそうなページへのリンク、相手に関するおかしな内容の夢を見た話など、「あなたのことを考えています」という思いが伝わるようなものです。2人とも嫌いなものについて文句を言うのも効果的です。

お互いの裸の写真をシェアするような恋人同士でも、そうしたものとメンテナンス・メッセージは別にしましょう。つまり、甘く、面白く、その人にしかわからない内容を、セクシーにならないよう伝えるのがミソです。

付き合いの長いカップルに効果的

まだ付き合い始めて間もない時期なら、2、3日会えない時にこうしたメッセージを送れば、最高に盛り上がるはずです。メッセージを通じて、相手の話をちゃんと聞いていて、ささいなことでも覚えていると伝えることができます。

サルが大好きだとか、半袖シャツにネクタイを合わせる着こなしが許せないとか、一緒に見て面白かったテレビの話とか、何でもかまいません。

また、付き合いが長すぎて、当初の情熱が消えてしまったというカップルなら、再びロマンティックな関係を取り戻すのに効果的です。

Benoit氏が言うように、こうしたメッセージは「私はこんな感じで暮らしている。一緒に来て」と呼びかけているわけです。

付き合っている相手からこう声をかけられて、好感を抱かない人などいませんよね?

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Patrick Allan - Lifehacker US[原文