冷たいお茶をポットで作ってから、ボトルに入れ替える場合「漏斗(ろうと・じょうご)」があると、こぼさずに詰め替えができます。
昭和の量り売り時代に使われた漏斗ですが、使い切り時代の今は、どこの家庭でも当たり前に持っているものではなくなりました。
でも、漏斗はあらゆる詰替え作業のツールとして、汎用性が高く便利なものです。ただ、広口の円錐形であるため、狭いキッチンでは収納場所に困ります。
シリコン製の『ICHO(イチョウ)』は、広げて使うタイプの漏斗。現代の生活に合った形になっています。
内径2cmまでの容器に差し込める
お茶をボトルに詰め替える場合、ボトルの口に『ICHO』を差し込み手で押さえ、軽く広げて使用します。
内径2cmまでのボトルに挿入できますので、ペットボトルやシャンプーの容器にも楽に差し込めます。
ただし、手で持って使用するため、熱湯など熱いものには使用しないでください。
ぺたんこになるので場所をとらない
『ICHO』は通常こんなにぺったんこ。キッチンの引き出しにも収納できるのがメリットです。
なお、食器洗い乾燥機や電子レンジには使用できません。中性洗剤で軽く手洗いしてください。
シャンプーなどの詰め替えのときのポイント
注意点としては、シャンプーやコンディショナーなど、詰替え用のパッケージが袋状の場合、『ICHO』の内側深くまで袋の口を挟み入れ、自然に流れ落ちるように詰め替えると、溢れるトラブルが回避できます。
粉に使える。外出先でプロテインにも
また、柔らかいシリコン製の漏斗は、粉状のものを詰め替える場合にも重宝します。
粉状のスポーツドリンクや、プロテインをミネラルウォーターのボトルに溶かしたい場合、挿入口に粉が詰まっても、挿入口を指でペコペコ押すと最後まで無駄なく入れられます。『ICHO』はかさばらないので、外出先でペットボトルで作るにも良いかもしれませんね。
『ICHO』はイエロー/グリーン/レッドの3色。目に付きやすいビビッドカラーですので、使う場所ごとに色を変えて楽しんでみてはいかがでしょう。
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Photo: 藤加祐子
Image: Amazon
Source: 山崎実業