まだ小さい子どものころ、自宅までの夜のドライブで後部座席に乗り込み、ぐっすり眠っていたことを覚えています。ガレージのドアの開く音、そしてエンジンを切ったあとの鍵と鍵がぶつかり合う音を聞くことほど、嫌なものはありませんでした。

「起きなさい」と声を掛ける母に促され、私はシートベルトに垂らしたよだれを拭き取り、だるい体を動かして車から出ました。泣き言を言いながら、ゾンビのようにふらふらと家に入って靴を脱ぎ、歯を磨き、顔を洗ってパジャマに着替えるといういくつものステップをこなし、ベッドにもぐり込むころには、すっかり目が冴えているのが常でした。

子どものパジャマを用意しておこう

大人になった今は、自分の子がかつての自分と同じ運命をたどらないように、帰りが遅くなるときに備えて、車の中に子ども用のパジャマを常備しています。まだ幼児期のお子さんがいるなら、車のなかでいつでも寝られるように準備しておけば、すんなりとことが運びます。

帰りのドライブ中に眠ってしまった場合でも、子どもを起こさずに車からベッドに運べるでしょう。もう少し大きな子どもでも、事前に少し準備するだけで楽になります。我が家では友人宅で夕飯をいただくことがよくあるのですが、友人宅を出る直前には、いつも就学前の子どもたちが全員で歯を磨き、パジャマに着替え、「さよならのパジャマダンス」を踊ってから帰路につきます(ええ、それはそれは可愛らしいのですよ)。そうすれば、家に着いたらすぐ、20秒とかからずに、娘は車を降りてベッドにもぐり込めるのです。

このトリックの醍醐味は、親であるあなたが、Netflixを観るにせよ、夜食のチーズを堪能するにせよ、自分の時間を増やすことにもつながります。


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Michelle Woo - Lifehacker US[原文