ニセモノを見破れ! IBMが開発した塩粒より小さなコンピュータがすごい

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  • author 渡邊徹則
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ニセモノを見破れ! IBMが開発した塩粒より小さなコンピュータがすごい

いつか人間にも埋め込まれたりして…。

絵画やファッションのみならず、今やどんなものにでもつきまとう「ニセモノ」という厄介な存在。各種技術の進歩により、もはや見分けがつかないほど精巧なものもありますよね。

IBMのWebメディアMugendai(無限大)では、そのニセモノに対抗する画期的な技術が紹介されていました。それがなんと、塩粒より小さな世界最小のコンピュータで、かつあのブロックチェーン技術を利用しているというんです。一体どんな代物なんでしょうか…。

紹介されていたのは、同社が研究を進めている「暗号化アンカー(crypto-anchors)」という技術。これは、製品の製造元などを証明する「タグ」のようなもので、米国で開催された「IBM THINK 2018」にて、塩粒より小さい世界最小のコンピュータを使った暗号化アンカーが登場したそうなんです。

この技術のさらにすごいのが、「分散型台帳技術」と呼ばれるブロックチェーンを応用していること。具体的には、例えば極小のコンピュータを製品に取り付け、流通過程を正確に把握することで、偽造品の混入などの不正防止に役立つそうなんです。

まさに、ブロックチェーンの思想がリアルにも拡張されてる感じがしますよね。

この技術の実現によって見える未来など、気になる詳細はMugendai(無限大)よりぜひ続きをお楽しみください。


Image: Mugendai(無限大)Source: Mugendai(無限大)

(渡邊徹則)