我、京大生ぞ

現役京大生の雑記。メインテーマは大学受験とプログラミングと英語と京大の日常

英語の勉強を始める前に読むと100倍効率よく上達する本まとめ!


こんにちは、京大生ブロガーのゲーテ(@goethe_kyodai)です。


効率を考えずに英語の勉強してませんか?


効率を意識しない勉強は時間の無駄です


英語の勉強ってやることが多いですよね。


英単語、文法、英作文、リスニング、スピーキング・・・・・。


普通にやってればいつまで経っても終わらないし上達しません。なので効率を意識する必要があります。


そこで、英語の勉強を始める前に絶対に読んでほしい読むと100倍効率良く上達する英語の勉強法を学べる本 を紹介します!


自分も京大模試英語の偏差値70超え & TOEIC900点を達成できたのは、これらの本から得たノウハウを実践してきた結果です。
 
 
 

 
 
目次

 
 



外国語学習の科学



名前に「科学」とあるように、科学的な裏づけを持ってしてさまざまな英語の学習法を論じている本です。こう言うと難しい本という印象と思うかもしれませんが、読んでみると意外に分かりやすくスラスラ読めちゃいます。


「英語習得に年齢は関係ある?」「とにかく話せば英語は喋れるようになるって言うけど実際はどうなの?」「どんな言語でも習得難易度は同じなの?」などなど英語学習への疑問を科学的に解決してくれます。


語学学者の論文を元にしているので、他のチンケな英語勉強法の本と違って説得力があります!


「科学的に間違った勉強法」と「科学的に伸びる勉強法」をこの本一冊で知れちゃうのはかなりお得です!


これを知ってるか知ってないかで、英語学習の効率が何倍も変わってくるので絶対読むべきです!


ちなみに「外国語」とあるように英語だけでなく他の言語の学習にも役立つでしょう。自分もスペイン語とドイツ語と中国語をかじりましたが、この本で得たことが大いに役立つました。

英語学習論

 
 



TOEIC満点英検一級TOEFL iBT満点米国の有名大学で二つの博士号(数学・英語教育学)を取ったスーパー学者である京大の青谷正妥先生の著書です。


こちらも英語学習法の本なんですが、「外国語学習の科学」と違って専門用語がバンバン出てきて内容も詳しく学術的な話題も多いので、そういうのに慣れてない人はちょっと厳しいかもしれません。ガチ勢向けの本です。


がしかし、その分得られる知識の量と質は半端ないです!


「外国語学習の科学」は科学的な理論だけに基づいた本ですが、こちらはそれに加え、20年以上英語を勉強し、アイビーリーグで教鞭を執って得られた著者の経験にも基づいているので説得力も半端ないです!


英語を20年以上四苦八苦しながら勉強し続けて得られた知見と、応用言語学と脳科学の知見をもってして、英語学習を研究し、こんなにも掘り下げた本は他にないです。


この本に書かれていることを実践できればかなり英語力はかなり上達するでしょう!





英語勉強力

 



こちらも京大の青谷正妥先生の著書です。「英語学習論」は理論よりの本ですが、この「英語勉強力」は実践寄りの本です。


論文と経験に基づいた「効果の出る効率的な」勉強法を紹介しています。


著者が理系の研究者でもあるので、さっきの本と同じく、論文のように難しく専門用語もバンバンできますが、その分論理的かつ根拠も豊富です。


読んで内容をしっかり咀嚼してさらに実践までするのは大変ですが、その分やり遂げられるとかなり英語力が上達します!


「英語学習論」と「英語勉強力」は、共に内容は素晴らしいですが、ガチ勢向けなので注意です初心者の人は読まなくて良いかもしれません。


INSTANT WORD POWER


 
 
洋書ですがビビらないでください(笑)。英単語を勉強する前に学ぶと効率が跳ね上がるのが「語源」です。


例えば、「extract」という単語の語源はex(意味:外に)+tract(意味:引っ張る)です。


このように英単語をより小さな最小単位に分けて理解して、効率的に英単語を暗記できるのが「語源」の力です。日本語で言えば部首みたいなものですね。


アメリカの小学校ではこの語源を教えるそうです。


そしてこの語源を学べるのがINSTANT WORD POWERです。洋書ですが洋書にしてはかなり簡単でスラスラ読めます。


簡単と言えども洋書は洋書なので、読むには中学レベルの英単語は必須なので注意です。
 
 

 
 

超低速メソッド 英語発音トレーニング



リスニングの勉強をする前にまず学ぶべきなのが「発音」です。


言語学的に発音できないものは正確に聞きとれません。


発音の本はたくさんありますが、1番いいのがコチラの本です。口のトレーニングから始まる本格派です。


普通の会話の速度の音源は速すぎて上級者じゃないと聞き取れません。コチラの本は「超低速」とあるように超ゆっくり発音してくれます。

 
「超低速」と「ノーマルスピード」の二つがあり、最初は「超低速」で何回も聞いて慣れると、「ノーマルスピード」が聞き取れるようになります。


DVDで口の動きもチェックでき、真似ることでより正確な発音を体得できます。


口も超ゆっくり動かしてくれるので見て真似しやすいんです。


「動き」と「音」に加えて「言葉」と「絵」でも母音•子音の発音の仕方を説明してくれます。


例を一つ出しましょう。


発音記号で「 i 」という音があります。日本語の「イ」とも「エ」とも違くて、この本によると「イとエの中間」らしいです。(言葉による説明)


発音するときの口の形も確認できます(絵による説明)。自然な状態から「 i 」を発音する口の形までの口の動作をDVDでチェックできます(動きによる説明)。


そして音源を実際聞いて、本当に日本語の「イ」とも「エ」とも違うことを体感できます(音による説明)。


また、リスニング学習には欠かせない「音の消失」「リンキング」「BとV、RとL、SとTHなどの似ている音の聞き分け」も漏らさず紹介しています。


これを知らないと、「スクリプトと実際に発音される音声が全然違うじゃないか!」と混乱してしまうので初学者には助かります。


この本の内容をしっかりカリキュラム通りに実践して体得するには1〜3ヶ月根気よく続ける必要がありますが、一度体得すればリスニングもスピーキングも飛躍的に上達すること間違いないでしょう。

日本人の英語シリーズ



アメリカ出身の日本文学の研究者であり、日本語と英語両方に精通する著者が、学校では教えてくれない英語の論理と感覚を教えてくれるシリーズです。


日本人作者の英語本は巷に溢れてる中、英語ネイティブ作者の英語本はとても貴重な存在です。


「aとtheの違い」「単数形と複数形の違い」などの日本人が理解しにくい部分を、「英語ネイティブの感覚でいったらどう違うのか」という日本人が到底知りえない視点で説明してくれてめちゃめちゃ納得できます。


高校でも予備校でも習ったがいまいち理解できなかった「aとtheの違い」を、自分はこの本で完全に理解することができました。


英文法について「英語ネイティブはこう考えている」というのを日本語で言語化した本はこれくらいじゃないでしょうか?


英語を勉強するなら外せない本ですね。


ちなみに例文を理解するのに中学レベルの英単語を知っとかないといけないので注意です。


コチラは京大英語の参考書(文法、英作文、英単語)をまとめた記事ですが一般の英語学習者にもかなり役立つと思います!受験用の参考書ほど英語をわかりやすく説明してくれてるものはありません! 情報量も申し分ないのでオススメです!