試食

30年前のカップ麺を再現した「復刻版  スーパーチャーシューラーメン生しょうゆ仕立て」全4種類を「現行版」と食べ比べてみた


エースコックのカップ麺「スーパーカップ」は今年2018年で発売30周年を迎えます。そんなスーパーカップで発売当時、つまり30年前の味を再現した復刻版のフレーバー「復刻版 スーパーチャーシューラーメン生しょうゆ仕立て」「復刻版 スーパーみそラーメン生みそ仕立て」「復刻版 スーパーとんこつラーメン博多味」「復刻版 大盛りいか焼そば」が2018年7月2日(月)から登場します。30年前のスーパーカップと、現在のスーパーカップの味とは一体どのくらい違い、30年前から進歩したのか食べ比べてみました。

発売30周年のスーパーカップシリーズから4種類の復刻版が登場!発売当時の味わいをイメージしたおいしさで、懐かしさと斬新さを楽しめる一杯復刻版スーパーチャーシューラーメン生しょうゆ仕立て」「スーパーみそラーメン生みそ仕立て」「スーパーとんこつラーメン博多味」「大盛りいか焼そば新発売2018年7月2日発売
(PDFファイル)https://www.acecook.co.jp/news/pdf/1806_LS.pdf

左から復刻版の「復刻版 スーパーチャーシューラーメン生しょうゆ仕立て」「復刻版 スーパーみそラーメン生みそ仕立て」「復刻版 スーパーとんこつラーメン博多味」「復刻版 大盛りいか焼そば」です。


そして今回は現行版のスーパーカップ、左から「スーパーカップ1.5倍 しょうゆラーメン」「スーパーカップ1.5倍 みそラーメン」「スーパーカップ1.5倍 とんこつラーメン」「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」を用意しました。


それぞれのフレーバーを作って食べ比べてみます。


復刻版 スーパーチャーシューラーメン生しょうゆ仕立て+スーパーカップ1.5倍 しょうゆラーメン
まずはしょうゆ味の「復刻版 スーパーチャーシューラーメン生しょうゆ仕立て」(左)と「スーパーカップ1.5倍 しょうゆラーメン」(各税別200円)。復刻版のカップのデザインは全て30年前のものを再現したものとなっています。


復刻版のカップの材料は発泡スチロールですが、現行のものは紙カップで材料から別物で時代の流れを感じます。


内容量は108g。復刻版のスープは「しょうゆ」や「チキンエキス」


内容量は同じ108g。現行のものには復刻版にない「豚エキス」「カツオエキス」が含まれています。


復刻版も現行のものもカップに「かやく」「粉末スープ」「液体スープ」が含まれています。


作る手順はかやくと粉末スープをカップに投入。


復刻版のかやくには、現行のものにない「なると」が含まれています。


お湯を入れて、フタの上で液体スープを温めながら3分待ちます。


復刻版に液体スープを投入。


現行版にも液体スープを投入。


スープを混ぜて「復刻版 スーパーチャーシューラーメン生しょうゆ仕立て」(左)と「スーパーカップ1.5倍 しょうゆラーメン」が完成。


「復刻版 スーパーチャーシューラーメン生しょうゆ仕立て」のスープはチキンベースですが醤油の存在感が前面に出てくる風味。


麺はやや弾力があって食べごたえのある麺です。


次は現行の「スーパーカップ1.5倍 しょうゆラーメン」


麺は復刻版と違い、少しカドが付いたカドメンで歯切れの良い食感。


スープは鶏ガラの風味が濃厚で香ばしく仕上がっていて、技術の進歩が伺えます。


復刻版 スーパーみそラーメン生みそ仕立て+スーパーカップ1.5倍 みそラーメン
左から「復刻版 スーパーみそラーメン生みそ仕立て」と「スーパーカップ1.5倍 みそラーメン」(各税別200円)です。


内容量は131g。復刻版の原材料はスープの覧に「みそ(生みそ66%)」や「ガーリックペースト」が並びます。


内容量は133g。現行の方にはみそ味ですが「魚介エキス」が含まれていて、両味噌ラーメンは同じブランドですが、かなり違った材料の印象を持ちます。


復刻版は「粉末スープ」と「液体スープ」、現行版は「かやく」と「液体スープ」で、別添の調味料の構成もやや違います。


麺の色を比べると現行版の方が黄色く見えます。


お湯を注いで待ちます。なお、現行版の「復刻版 スーパーみそラーメン生みそ仕立て」は他のスーパーカップがお湯を注いで3分なのに対して、4分と1分待つ時間が長くなっています。


お湯を注いで「復刻版 スーパーみそラーメン生みそ仕立て」と、「スーパーカップ1.5倍 みそラーメン」ができあがりました。


「復刻版 スーパーみそラーメン生みそ仕立て」から食べてみます


スープは生みそ66%を使っているだけにみその存在感が強く、みそラーメンですが塩味が強めで「味噌汁」に近く感じます。かやくの揚げ玉がコクを加えているように感じます。


麺は「復刻版 スーパーチャーシューラーメン生しょうゆ仕立て」と似たような感じで、やや弾力があって食べごたえのある麺。


次は「スーパーカップ1.5倍 みそラーメン」


スープは唐辛子が効いたやや辛口のみそ風味。復刻版と比べて魚介や豚の風味の存在感が強く、スープの味に深みがでています。


麺は太いカドメンで、太い麺は味の濃い味噌スープに相性がしょうゆ味より良いように感じます。


◆復刻版 スーパーとんこつラーメン博多味+スーパーカップ1.5倍 とんこつラーメン
次はとんこつラーメンの「復刻版 スーパーとんこつラーメン博多味」と「スーパーカップ1.5倍 とんこつラーメン」(各税別200円)


復刻版の原材料はスープの欄に「食塩」「ポークエキス」「乳化油脂」などが並びます。内容量は111g。


30年経った現行版でもスープの原材料はあまり目を引く違いはない模様。内容量は112g



復刻版も現行版のカップの中には別添で「かやく」「粉末スープ」「液体スープ」「調味油」があります。


復刻版に比べて現行版の麺は細くて白いようです。


両とんこつラーメンにお湯を注ぎ、「かやく」と「粉末スープ」を入れて、「調味油」をフタの上で温めながら3分待ったらできあがり。


「復刻版 スーパーとんこつラーメン博多味」から食べてみます。


ポークをベースに野菜の旨みを利かせたというスープは、とんこつの風味が広がるシンプルなスープでガツンとくる味付け。


麺は復刻版共通の弾力と食べごたえのある麺で、やや濃い目のとんこつスープが麺に絡んでいます。


次は現行の「スーパーカップ1.5倍 とんこつラーメン」


複数のポークをベースに、香味野菜で味を調えたというスープは、とんこつとともに高菜のような香辛料が香る味付けになっています。


麺は歯切れの良い細麺のカドメン。とんこつスープが麺の縮れに絡まります。


復刻版 大盛りいか焼そば+スーパーカップ 大盛りいか焼そば
最後は、「復刻版 大盛りいか焼そば」と「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」(各税別200円)


「復刻版 大盛りいか焼そば」の原材料はソースに「りんご果汁」などが含まれています。


対して現行の「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」の原材料のソースの欄には「魚介エキス」が含まれています。


両カップやきそばのカップの中にはそれぞれ別添で「かやく」「焼きそばソース」「ふりかけ」が含まれています。


それぞれの「かやく」をカップに投入。お湯を入れて3分待ちます。


「復刻版 大盛りいか焼そば」と「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」それぞれの湯切り口からお湯を捨てます。


「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」の方も。


「焼きそばソース」と「ふりかけ」を加えて……


「復刻版 大盛りいか焼そば」と……


「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」ができあがりました。


「復刻版 大盛りいか焼そば」はビーフの旨みとリンゴの甘みを合わせたというソースは甘みが強めの甘辛い味付け。塩辛いものが好きな人には少し物足りないかもしれません。


「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」は麺の色が復刻版よりやや濃くなっています。魚介エキスが含まれているからかソースが濃厚で、少しフルーティにも感じました。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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