誰でも使える「iOS 12 パブリックベータ」のインストール方法

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  • author 山本勇磨
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誰でも使える「iOS 12 パブリックベータ」のインストール方法
Image: Apple

所要時間は20分程度。

6月26日の朝、iOS 12のパブリックベータ版が公開されました。パブリックベータとは、通常のベータ版とは異なり、開発者でなくても全員がダウンロードできるベータ版。この秋に正式にリリースされる新しいiOSをひと足先に楽しむことができます!

じゃあ、わくわくしながらアップデートしてみましょうか。

1.Safariから「Apple Beta Software Program」にアクセス

2.「登録」もしくは、登録がすでに済んでいる場合は「サインイン」

3.Apple ID確認コードを入力

4.少し下にスクロール→「お使いのiOS デバイスを登録」をタップ

5.「プロファイルをダウンロード」をタップ→「許可」
※このときSafariからアクセスしていないとちゃんと反応しないので注意

6.設定アプリに飛んだら右上の「インストール」→iPhoneのパスコードを入力

7.「再起動が必要です」と表示されるので、ここで再起動

8.再起動後、設定アプリから「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をタップ

9.画面に「iOS 12 Public beta」と表示。ここからいつも通り進めるとアプデが走ります

お疲れさまでした!

アップデートにはだいたい15~20分くらいかかりました。

ただしパブリックベータ版はあくまでもベータ版なので、バグが発生する可能性があります。またパブリックベータを入れると保障が受けられなくなる場合があります。去年、私はiOS 11のパブリックベータを入れたiPhoneの画面を割ってしまい、Apple Storeに持っていったら修理できなかった苦い思い出があります。

なのでベータへのアプデは、余ったiPhoneにすることをおすすめします。とはいえ少し使ってみた感じ、今年のパブリックベータはそんなに変な挙動はなさそうでした。

ARKit 2、ミー文字、通知が見やすくなったiOS 12

iOS 12は今年6月の開発者向けカンファレンスWWDCで発表された新しいOS。内容は主に安定化と高速化がメインとなっていて、何かでっかい新機能があるわけではありません。しかし、堅実なアップデートなっています。未だに5年前のiPhone 5sでもアップデートできるホスピタリティ、しかもiPhone 6で検証してみたら、iOS 11よりもiOS 12のほうが速かったという結果まで出ていました。

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Image: Apple

とはいえ目ぼしい新機能がまったくないわけではありません。自分のアバターを作ってアニ文字同様に動かせる「ミー文字」や、複数人で1つのAR空間を共有するマルチプレイに対応した「ARKit 2」などはエンタメ的におもしろいアプデです。パブリックベータをシュッと開くと、アイツも鎮座してましたよ。そう、メジャーアプリ

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Image: Apple

またガシガシ使える新機能としては、通知が“アプリごと”にまとめて表示されるように。ロック画面に鬼通知が来ているときも、LINEならLINE、TwitterならTwitterでスタックしてくれます。

設定アプリを開くと「スクリーンタイム」なる新項目も増えていて、ここでは1日にどれくらいスマホを使って、どのアプリに時間を消費しているのかわかります。


Image: Apple(1, 2
Source: Apple

(山本勇磨)