先日、Alexaがある女性のプライベートな会話を録音し、知人に勝手に送りつけた事案が話題となりました。これは極めてまれなケースだそうですが、念のため、あなたの家のAlexaが普段どんな会話を録音しているか、ときどき確認することをオススメします。
Amazonの主張によると、この誤送信はAlexaの聞き間違えによって起きたとのことです。とにかく、Alexaに何かを頼むとき以外は、”Alexa”という言葉を発しないほうがよさそうです。もっとも、私の口やテレビから、”Alexa”という言葉が一度も発せられなかったとしても、Alexaが聞き間違えてしまうことはありえます。
先日、WEBメディア「The Verge」に、AlexaアプリでAlexaとの会話履歴を確認する方法が載っていました。履歴に残したくない会話があれば、ここで削除することもできます。
Alexaに録音されている音声を確認するには、スマートフォンでAlexaアプリを開き、画面左上にある三本線のアイコンをタップします。そこから、[設定]>[履歴]とタップしてください。
履歴画面ではホーム画面よりも詳しい情報が表示され、成功したコマンドと失敗したコマンドの両方を確認することができます。
履歴のなかに、「テキストはありません(text not available)」というメッセージが表示されているコマンドがあるかもしれません。そのコマンドをタップすると、どんな音声が録音されたのかを確認することができます。
私の場合、ドラマ『SUITS/スーツ』の音声がたくさん録音されていました。先月、ずっとこのドラマを見ていたからでしょう。削除したい音声があれば、ここで削除しておきましょう。
もっとも、この方法で将来の事故が防げるわけではありませんが(めったには起きないとはいえ)、Alexaがどんな会話を録音しているかをチェックしておけば、問題が起きそうな言動をしないよう気をつける(あるいはデバイスの置き場所を変える)ことはできるはずです。
Screenshot: E.Price via Alexa
Image: seewhatmitchsee/shutterstock
Source: THE VERGE
Nicole Dieker - Lifehacker US[原文]