蛇口一体型のダイソンのハンドドライヤーが、ダイソンすぎる

  • 20,640

  • author ヤマダユウス型
  • X
  • Facebook
  • LINE
  • はてな
  • クリップボードにコピー
  • ×
蛇口一体型のダイソンのハンドドライヤーが、ダイソンすぎる
Image: Dyson UK/YouTube

これ良いよ、すごく良いよ!

訪れたお店のトイレが綺麗だと何かと気分が良いものなんですが、僕が気にするのは手洗い場です。トイレ自体が綺麗でも、手洗い場の周りに水滴がビシャッと残ってたりすると、なんとも切ない気持ちになります。拭いてやりますからね。

こうした不合理を解決していくことこそ、テクノロジーの使命。ダイソンが国内で発表した「Dyson Airblade Wash+Dry」は、手洗い場とハンドドライヤーを一体化することで、この問題を合理的かつスタイリッシュに解決してくれました。

Video: Dyson Australia/YouTube

手を洗うときは中央の蛇口で、洗い終えたら左右のハンドドライヤーで乾燥。よくよく考えたら、手洗い場と乾燥場所を分ける必要ってないんですよね。前提を疑うという姿勢もイノベーティブですし、シンプルな形状にもしっかりダイソンッなデザインが宿ってるのも、なんか嬉しくないですか?

ハンドドライヤー部分には、ダイソンが開発したAirbaldeテクノロジーを採用。2007年にはこの技術を使ったハンドドライヤー単体の「Dyson Airblade」てのも発売されてまして、三菱のハンドドライヤーと対決したこともあったとか。

180628_dyson_airblade_wash_dry_1
Image: Dyson Australia/YouTube

あれからおよそ11年。ついにハンドドライヤーは蛇口と一体化し、手洗い場の水滴問題を根本から解決します。移動しなければ水がたれる心配もないってワケです。さらにはランニングコストの軽減、二酸化炭素排出量の削減、フィルターによる清潔なエアーと、良いことずくめ。この全部盛りフラッグシップ感ですよ、ダイソンといえば。

というわけで、世界中のトイレにDyson Airblade Wash+Dryが設置されることを願ってやみません。よく行くお店のトイレにダイソンがあるとか、ちょっと、いやかなり嬉しいですし。


Image: YouTube(1, 2
Source: Dyson, YouTube

ヤマダユウス型