効率化、推し進めていますか?

「働き方改革」が叫ばれる昨今、個々人にも効率的な働き方が求められています。

移動手段である「歩く」ことひとつとっても、付加価値をプラスしたい…と思うのはもはや現代病でしょうか? それでも、スマートフォンの普及で、歩いている際にでもできることは確実に増えています。今では当たり前になっているスマホですが、登場以前は歩くだけで出来ることには限りがありました。

今回は、当たり前になっているスマホの便利さを改めて可視化することで、「2018年版 歩くだけでできること」を紹介したいと思います。

「スマホ以前」をビジュアライズ

5-2
Image: 大塚敬太

たとえば、「学習」について。

スマホ以前はCDや参考書で行なっていた英語学習も、以前ご紹介したように様々な英語学習アプリがあれば移動時でも手軽に行えるようになりました。いまや重たい参考書や辞書を持ち歩くこともありません。(もちろん、「歩きスマホ」や「歩き読書」はだめですよ!)

3-1
Image: 大塚敬太

さらに、趣味、娯楽としての「音楽鑑賞」。

ラジカセやカセットテープ、レコードといったアナログオーディオのブーム再熱については話が大きく逸れてしまうので、ここでは一旦置いておきたいところですが、かつて竹の子族やヒップホップといったカルチャーに多大な影響を与えたラジカセも、スマホにワイヤレスイヤホンを前にすれば「大きくて重いな…」という印象です。

歩くだけで飲みものがゲットできる時代

4-1
Image: 大塚敬太

極めつけは、歩くことによる「スタンプ付与」と「タスクのゲーム化」です。

ここで紹介したいのが、コカ・コーラのスマートフォンアプリ「Coke ON」(Apple Store, Google Play)。「Coke ON」に実装された新サービス「Coke ONウォーク」機能は歩数をスタンプに換算して、一定数貯めるとコカ・コーラ社のドリンクと交換してくれるなんとも太っ腹なアプリです。ダウンロードはもちろん無料。

c
Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

歩数に応じて仮想世界でポイントがたまったり、アイテムを手に入れたりできる位置情報ゲームアプリが人気ですが、いまや、現実世界でも「日々の歩数」を「飲みもの」に変換できる時代となりました。

Coke ONウォーク」の使い方はいたって簡単。まずは、1日あたりの歩数目標を設定します。1週間の歩数目標や累計歩数の目標を達成すると「スタンプゲット」。 15個貯まると1本と無料で交換できるドリンクチケットに変換できます。

3
Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

1日あたりの歩数目標は5000歩から12000歩まで、2000〜3000歩単位で設定が可能。より高い目標達成を掲げたり、まずは手軽な目標からスタートしたりと、それぞれのペースに合わせて設定を行えます。

インドア派且つ自分に甘い筆者は、このアプリを始めるにあたって1日あたり5000歩とハードルを一番低めに設定しました。

1週間35000歩(5000歩×7日)を達成すればスタンプをひとつ獲得できるということで、はじめは「歩くだけでドリンクをもらおうとしたら、最低でも15週間必要ってこと?」なんて思っていたのですが、2000歩、10000歩など累計歩数でもスタンプがもらえたり、アンケートに答えたり、スタンプが2倍もらえるキャンペーンのタイミングでドリンクを購入したりしているうちに、1カ月弱でスタンプが17個貯まりました!

b
Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

特に歩くことを意識せずとも、アプリをインストールしておくだけでどんどんスタンプが貯まっていく(所感としては、カウンターの反応がすこぶる良い気がします)し、1日ごとに設定した目標歩数に近づくと、プッシュ通知で教えてくれるので「今日はあともうちょっと歩こう」なんて前向きな気分になれます。

実は、ウォーキングで得られる効果を身をもって体験しようと思って、アプリを使い始めるタイミングで徒歩通勤を始めたのですが、歩くだけでスタンプが貯まるゲーム感が楽しくて、目標歩数の3倍近い歩数を記録した週も。

毎日、目標歩数に到達しそうなタイミングでプッシュ通知で知らせてくれるので、ランニングやウォーキングなどのワークアウトを習慣化するモチベーションにもなりそうです。

「歩く」以外にスタンプを貯める方法

2-1
Image: 大塚敬太

先ほど歩く以外でもスタンプを集められたとお伝えした通り、「Coke ON」でドリンクと交換できるチケットを得るには、「歩数をスタンプに換算する」以外にもいくつかの方法があります。

まずは「Coke ON」対応自販機、もしくは「スマホ自販機®」とスマホをBluetoothで接続した状態でドリンクを購入するというもの。

2
Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

Bluetoothオンの状態で、「Coke ON」対応自販機のある場所に近づくと、自販機があることをお知らせしてくれます。

a-1
Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

上の画像は、ライフハッカー[日本版]編集部がある東京・渋谷近辺の対応自販機がどこになるか表示されたもの。普段あんまり自動販売機の存在を意識しないけれど、「Coke ON」対応だけでも結構な台数があるんですね…!

アプリに対応する自販機の位置情報もマップで検索できるので、ランニングやウォーキングの給水ピット替わりの目印にするのもいいでしょう。

また、チケットは「Coke ON」のキャンペーンに参加することでも手に入ります。 アプリ内でドリンクチケットが手に入れられる抽選キャンペーンなども行われているので定期的にチェックしたいところです。

4-1
Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

招待した友だちが「Coke ON」アプリをインストールするとスタンプをもらえたり、近くにいる友だちが所有しているドリンクチケットをプレゼントしてもらったり、逆にこちらからプレゼントしたりも可能です。職場での話題づくりやコミュニケーションにも一役買ってくれることでしょう。

歩くことが楽しく、おトクになる

1-1
Image: 大塚敬太

普段から各種ポイントを貯めるのが好きな人にとっては、自販機よりも実店舗の方がお得感があるかもしれませんが、「Coke ON」アプリがあれば歩いているだけで「スタンプを貯めつつ、いろいろなタスクを同時進行できる」、且つ「ゲーム感覚で歩くことをモチベートしてくれる」「コミュニケーションツールにもなり得る」と考えると知っておいて損はないサービスと言えるでしょう。

撮影に協力してもらったライフハッカー[日本版]の大学生インターン・Tくんにアプリを使ってもらって感想を聞いたところ「立ち上げ時のUIがかっこいい!」とのことでした。気になる人は、ダウンロードして確認してみてください。

Image: 大塚敬太

Source: コカ・コーラ, Coke ONApple Store, Google Play), Coke ONウォーク