今年は気分を一新して、なにか新しいことを始めたい。そんな人へ向け、なにかしらのコトやモノに異常なまでに熱中している"趣味人"にインタビューし、趣味探しのヒントを探ります。

今回取り上げる趣味は「けん玉」。「けん玉」というと「昭和のおもちゃ」というイメージで止まっている人もいるかもしれませんが、実は全然、そんなことないんです。

Video: damassy

お話を伺ったのは、サラリーマンけん玉集団を名乗る「damassy」のメンバーであるtajiさんとoh!gaさん。YouTubeでの動画配信やけん玉教室の開催、イベント出演などさまざまな活動を通じて、けん玉の普及に励んでいます。

けん玉にハマったきっかけ

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oh!gaさん(左)とtajiさん(右)。けん玉を首にかけるのが、けん玉プレイヤーの基本スタイル
Photo: 大崎えりや

── けん玉にハマったきっかけから教えてください。

taji: 大学を卒業して社会人になったばかりのときに、同じ借り上げ社宅に入った同期の部屋に遊びに行ったら、ボロボロの赤いけん玉が置いてあったんです。久しぶりにやってみたんですけど、全然できなくて。それが悔しくてやり続けているうちにハマって、それからもう10年くらいハマり続けています。

── なるほど、もう10年も。

taji: けん玉の普及活動を始めたのは5年ぐらい前からです。きっかけは、中国の砂漠に緑化活動のボランティアにいった時のこと。最初、iPhoneの翻訳アプリを駆使して、現地の人と友だちになろうと思って積極的に絡みに行ったんですけど、全然ダメで。

仕方ないのでけん玉をやっていたら、それをきっかけにすぐ仲良くなれたんです。僕は通信会社で働いているんですが、自分の会社が作った翻訳アプリと最先端のiPhoneで実現できなかったコミュニケーションの壁を、大昔から存在するこのけん玉が壊してくれたことに、頭をトンカチで打たれたような衝撃を受けて。

その時から、「けん玉を流行らせたい!」と思うようになりました。まずは周りの友だちに勧めて、そのうちYouTubeを始めて、イベントに顔を出すようになって…今に至るという感じですね。

── oh!gaさんは?

oh!ga: 僕がけん玉に初めて触れたのは、今から十数年前です。そのころ、スケートボーダーやBMXライダー、インラインスケーターとか、ストリートカルチャーの人たちの間でけん玉が流行ったんですよ。

スケートでトリック(技)を決める感覚と、けん玉の技を決める感覚が似ているというのがあって、その辺の人たちに受けたんですね。僕も当時スケートをやってたんですけど、練習しまくると絶対ケガをするじゃないですか。でも、けん玉はどれだけ練習してもケガしないってことに気付いてから、どんどんハマっていったというのが最初ですね。

── damassyを結成したきっかけは?

taji: 今年で結成4年目になるんですけど、結成当時は転勤で石川県金沢市に住んでいました。北陸新幹線が通るか通らないかぐらいの時期で、「北陸三県がこれから流行る!」という記事を雑誌で読んだんです。

それで、「その3県でけん玉をやっている動画を作れば、流行に乗っかれるんじゃないか?」という軽いノリで、現メンバーのKiM(撮影担当)を呼び出して、3連休で動画を撮りました。で、どこに動画を出そうか? となったときに、せっかくならYouTubeにアップしよう、という流れに。

YouTubeにアップするにはチャンネル名が必要だったので、KiMと電話で1時間ぐらい考えて名付けたのが「damassy」という名前なんです。

── 動画を作ってYouTubeにあげたことが、最初のきっかけだったんですね。

Video: damassy

── けん玉のどういうところが魅力ですか?

taji: 技ができた時の「達成感」ですね。

例えばスノーボードの平野歩夢くんのように、ダブルコーク1440のような大技を決められたら、超気持ちいいじゃないですか絶対。けん玉でも、そんな体験ができちゃうんです。

お皿に乗せるとか、先っぽを入れるというイメージしかないかもしれませんが、実はもっとアクロバティックな技が、練習すればできるようになるというのは、知らない人が多いと思います。

けん玉を広めたい。damassyの活動内容は?

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damassyのメンバー。左から、KiM(撮影)、taji(編集)、WATARU(育休中)、Ryu(営業)、oh!ga(雑用)、DAiSUKE(声優)の全6名
Image: damassy

── damassyの活動内容を教えてください。

taji: 多岐に渡るんですが、けん玉教室やワークショップを自治体のイベントやフェス、小学校などで実施しています。子どもたちにちゃんとしたけん玉のやり方を教えると、すぐに上手くなるんです。それがきっかけとなって、友達やお母さんに技を見せたいという気持ちが高まって、どんどんけん玉が広まっていってくれると思うので、やっぱりリアルの場で直接教えることは大切です。

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Image: damassy

もう1つは、YouTubeを中心とした動画コンテンツの制作。けん玉のハウツー動画や、ちょっとかっこいいイメージビデオのようなものを作ったり。後は特定の層に深く刺さればという想いを込めて「美女玉」というシリーズも作ったりしています。

けん玉の技のやり方を解説するシリーズ
Video: damassy
可愛い女の子がけん玉をやる、という企画。oh!gaさんが撮影を担当
Video: damassy

oh!ga: やっぱりかわいい人は何をやってもかわいいですよね。けん玉をやらせてもやっぱりかわいいなっていうのを再認識する動画(笑)。

taji: 他には、テラスハウスをパロった「ダマズハウス」とか、いろいろ撮ってます。結局はけん玉を流行らせたいんですけど、動画をバズらせるってやっぱりすごく難しいので、試行錯誤しながらつくってます。

── そのほかには?

taji: けん玉をテーマにした小説を今書いています。小説を書いて、仮にですよ? できすぎた話、それが映画化されるとするじゃないですか。そしたら、爆発的に、今までリーチできなかった人にまでリーチできる。『ちはやふる』で百人一首が流行ったように、けん玉もそうなる可能性があると思うんです。

── 遡れば、『ヒカルの碁』なんかもありましたね。

taji: そうそう。でも、けん玉ではまだそういう現象が起きてない。先にやられたらちょっと悔しいのもあって、自分で書いています。ただ、どこの新人賞もだいたい8万字、原稿用紙200枚以上必要なので、素人にはハードルがすごく高い(笑)。

去年ちょっと練習も兼ねて、エッセイと論文、それぞれ1万字くらいの懸賞に応募したら、見事引っかかって雑誌に載ったんです。最低限の文章力が自分にあることはわかったので、あとは「けん玉」の力を信じるのみ!

oh!ga: 8万字にけん玉を乗せればいい(笑)。

── ぜひ頑張っていただきたいです。けん玉を題材にした作品というのは、これまでなかったんですか?

taji: 『DAMAISM』というけん玉の漫画が、何年か前にジャンプルーキーで賞をとったことがありました。けん玉ファンは歓喜したんですが、読み切りっぽい感じで、その後どうなったかはわからないんです。

── お二人とも今働きながら活動をされていると思いますが、どのぐらいけん玉に時間を割かれているんですか?

oh!ga: プライベートほぼすべてですね。

taji: イベントに呼ばれることも多くなったし、撮った動画を編集したりする時間もあるし、有給もほぼけん玉で消化してるし(笑)。

── イベントは、メンバーが最低何人集まったら参加するんですか?

taji: イベントのボリュームによりますね。2、30人だったら一人でも頑張ればできるんですけど。

oh!ga: まあ二人以上欲しいですね。やっぱり満足度が下がるんで。

── けん玉の個人練習も毎日されてるんですか?

taji: 僕は、ほぼしてないです(笑)。

oh!ga: 僕はメンバーの中ではする方ですね。

taji: 僕ら、実はそんなにけん玉うまくないんですよ、けん玉業界の中では(笑)。けん玉の普及活動をすればするほど、けん玉が練習できないっていうジレンマに陥ってます。

教えた人数はたぶん2000人を越えているんで、教える能力は相当高いはず。けん玉教室をやらせてもらえたら確実に満足させる自信はあるんですけど…。ただ、「けん玉でパフォーマンスしてください」という依頼もたまにあって、それで去年大やけどしました。

oh!ga: いやあ、思い出したくない。あれはやばかったね。

taji: クラブのイベントに呼んでいただいて、パフォーマンスをお願いされたんですよ、真っ暗な中。暗いとけん玉の穴も見えないし、大失敗しましたね。思い出すのが辛い黒歴史…。

「けん玉パフォーマーがやってくる!」とか、呼ばれたイベントのチラシに書いていただくこともあるんですけど、僕らパフォーマーを自称したことは一度もなくて(笑)。遊んで楽しんでもらうことに重きを置いてます。

oh!ga: それはこの記事でも強調しておきたい(笑)。

── けん玉にどのぐらいお金をかけてますか?

taji: 金額はもはや不明ですが、めっちゃ使ってると思います。けん玉を買うお金とか、地方に行く時の旅費とか。イベントに呼んでいただいた時も、旅費が出ることもあれば出ないこともあったりします。

oh!ga: あとは撮影機材とかにもお金がかかりますね。一応経費という概念があって、入ったお金も出たお金もメンバーで6分割してます。多少収入もありますけど、費用が明らかに上回っています(笑)。

── 基本的には、趣味がお金になっているというよりは、あくまで趣味ということなんですね。将来的な話として、けん玉で食べていくということも考えられているんですか?

taji: それは今はあんまり考えてないですね。仕事が楽しいのもあると思います。先のことは、その時に考えようかな、と。

知られざる"けん玉カルチャー"

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Photo: 大崎えりや

── 日本国内では 、「日本けん玉協会」が中心となって認定会や大会を主催しているそうですね。その流れとはまた別に、ストリートカルチャーの中でけん玉が流行したことが、近年の競技人口増加に繋がっているのでしょうか。

taji: 海外では完全にそうだと思いますね。

oh!ga: 10数年前に日本のインラインスケーターが、撮影ツアーに来日していたアメリカのスケーターにけん玉をあげたのがきっかけの1つだったと思います。

僕らやけん玉のパフォーマーが動画を撮ってYouTubeやInstagramに出すというのも、スケーターがかっこよくビデオを撮って、キッズたちがそれに感化されてたちが自分もやろう、となるサイクルと似ているし、そこはスケーター文化の影響が大きいのかなと思います。

taji: 「簡単な技でもかっこよく見せる」ということを、ストリートカルチャーから入った人たちは意識しているかもしれませんね。

oh!ga: 難しい技だけを追い求めるんじゃなくて、自分だけのオリジナル技を考えたりするのも楽しみの1つだと思います。

── そういう人たちは、けん玉協会の検定は取らないんですか?

taji: 持ってない人も多いですね。あと、やっぱりいつでもどこでも誰でもできるっていうのがけん玉の魅力で、スケートボードやインラインスケートみたいに場所探しがいらないんですよね。何かの待ち時間にもできるので、「kill the time」してくれるおもちゃと言われています。

oh!ga: スケートと違ってどんだけやっても警察に怒られないんで(笑)。場所いらないよね。

taji: ずるいんですよ。

oh!ga: けん玉、超ずるい。

taji: 某夢の国では流石にできなくなりましたけどね。10年前とかは、みんなで行ったときに待ち時間にけん玉をやっててめっちゃうまくなったんですけど。数年ぐらい前から、荷物検査の時点で「園内ではお控えください」と言われるようになってました。

── 園内の世界観が崩れるということなのかもしれませんね(笑)。昔からある「日本けん玉協会」だけでなく、「GLOKEN」(グローバル・ケンダマ・ネットワーク)という団体も存在するそうですね。

taji: GLOKENは「けん玉ワールドカップ」を主催したり、ECでけん玉の販売をしている団体ですね。僕らもイベントで仲良くなって、ワールドカップなどのイベント運営をお手伝いさせてもらったりしています。GLOKENのことは世界中のけん玉プレーヤーが知っていますよ。近年の海外を含めたストリートカルチャーを含むけん玉文化を牽引している存在が、GLOKENだと思います。

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けん玉ワールドカップ表彰式の様子
Image: damassy

── 世界も含めて、けん玉だけで食べてる方っていらっしゃるんですか?

taji: いますね。とある海外のけん玉製造メーカーのオーナーは、僕らより年下ですけど日本にファーストクラスで行きますからね。

oh!ga: あれはビビったね。

taji: けん玉は製造原価もそこまで高くないので、売れるとめっちゃ儲かるのかも(笑)。でも、プレーヤーだけで食べてる人は 今はいないと思います。

── これから競技人口がどんどん増えていったら、プロの選手が生まれてくる可能性もありますか?

taji: まさしく、そういう世界になればいいと思っています。そのためにけん玉をオリンピック種目にしたいんです。スケートボードがいけたらいけるでしょ、と。

けん玉は高い道具もいらないし、広いグラウンドもいらない。かつ競技性があって、娯楽性も有してるので、可能性は全然あると思うんです。

oh!ga: 初めての人にスケボーをやらせても「オーリー」できないけど、「とめけん」はできるよね。

taji: できる。うまい人だったら「レジェンド」とかもできちゃうし。怖いですもんね、スケボーは最初。

── 今一番けん玉がはやっている国って、どこがありますか?

taji: ルーマニアでは去年社会現象になったみたいです。昔の日本でいうハイパーヨーヨー状態で、持ってない小学生いないみたいな。

── 知らなかったです…。damassyと同じような活動をされている方々は、ほかにもいるんですか?

taji: けん玉チーム自体はいっぱいありますよ。地域のサークルや社会人の集まりなど、いろいろありますね。ただ、僕らみたいに「けん玉を広める」ことにやっきになって、けん玉すること自体を疎かにしているチームはあんまりないと思います。そういう意味では、傍流です。

── この記事を読んでけん玉をやりたいと思ったら、まず何から始めればいいですか?

taji: まずは、僕らのYouTubeチャンネルを登録してもらって。(笑)マジレスすると、イベントが増えてきたので、けん玉を首に下げて遊びに来てくれればいいなー、と。そこから急激にうまくなる人もいるので。一人で黙々と動画を見ながらやるのもいいんですけど、やっぱりイベントに来ると上手い人が教えてくれるし、仲間もできるし。

oh!ga: その技どうやってやるんですか?と周りの人に聞いてもいいし、逆に一人で詰まっていたら、一緒にやろうよって声かけられると思います。見てて「この子はあれを練習してるんだな」と思ったら、言いたくなっちゃうんですねこっちも。

── イベントはどのぐらいの年齢層が多いですか?

taji: 年齢層は広いですね。小学生からその親世代もいますし、家族連れウェルカムなイベントが大半です。子どもがハマって親もハマったり、その逆もよくある。

── SNSも活発ですよね。「#けん玉」で検索すると、盛り上がってることが理解できます。

taji: インスタ上でもイベントをやってることがあります。例えば、「けん玉クリスマス」というハッシュタグをつけて、クリスマスの時期に毎日けん玉をして動画をアップしよう、みたいな。そういうものに参加していくと、一体感を感じられると思います。

リアルのイベントに来たときにも、#けん玉クリスマスで見ました、というような会話のきっかけになって仲良くなったり。いきなりイベントに行くのはハードル高いという方は、まずはインスタのアカウントを作って、動画をあげるのもいいかもしれません。

無数にある「けん玉」のバリエーション

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「ブナ」のけん玉
Photo: 大崎えりや

── けん玉にはさまざまな種類があるようですね。

taji: 材質もいろいろとありますね。一番ベーシックなのが「ブナ」という木から作られてるもの。 柔らかめの木なので加工しやすくて、値段もお手頃です。

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「アッシュ」
Photo: 大崎えりや
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「メイプル」。下半分が白くなっているデザインは、穴の位置をわかりやすくするため。
Photo: 大崎えりや

他には、アッシュ、メープル、ハードメープルなんかがありますね。固さがそれぞれ違います。ブナはちょっと柔らかいんで、3カ月ぐらいでボロボロになるんですよ。これらは固いので寿命が長い。

ブナ、アッシュ、メープルというのが三大勢力。ブナが一番スタンダードです。「 行きつく先のブナ」という名言があって。いろいろなけん玉を使ってみて、うまくなると結局ブナに戻ってくるんですよね。

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「ウォルナット」
Photo: 大崎えりや

これは「ウォルナット」です。固い木なので、刺した時の音がパチーンと響くので、気持ちよさが全然違うんですよ。好きな人も多いですね。

── 大会の規定などはあるんですか?

taji: 日本けん玉協会主催の大会は使用できるけん玉のサイズが決まっています。協会が認定したオフィシャルのシールがついているけん玉しか使えません。

けん玉ワールドカップではあまり規定は無くて、ルールは2つだけです。1つは、指定の大きさのボックスに入らなかったらダメ。もう1つは、けん玉の穴の淵の大きさが決まっています。

ただ、こうしたレギュレーションもまだ発展途上なので、これから変化していくと思います。

── けん玉メーカーは何個ぐらいあるんですか?

taji: ガレージブランドも含めると、結構な数ありますね。多分数百個とか。有名なところでは、「KENDAMA USA」「SWEETS」「KROM」「山形工房」「夢元無双」「Yumu」「Deal With It」「Roots」などといったメーカーがあります。

oh!ga: 「KENDAMA USA」「SWEETS」「KROM」が3強ですね。

── 一般的な価格帯はいくらくらいですか?

taji: 2500円〜3500円くらいが多いと思います。1万超えてくると高いという感覚ですね。そういうものは、大量生産品ではなくて人が手でつくっているのもだったり、木材がレアだったり、単純に小ロットだったりとかします。

── 上級者ほど高いものを使ってるんですか?

taji: 実力とはまったく比例しないんです、これが。

oh!ga: 好みがありますね。いっとき1万2000円ぐらいのやつがブームになった時があったんですけど、そこからだんだん落ち着いて、今は5000円くらいのものを使ってる人が多いんじゃないですかね。

taji: でも、初心者の人には高いって言われますよね。「え、けん玉で3千円?高っ」みたいな。

oh!ga: 百均とかでも売ってたりするので。でも、ハマっていくうちに、値段の違いが分かってくる。

taji: 数百円のけん玉は、やっぱり作りが粗雑なんで。ちゃんとしたものでやってみたら、やりやすさに驚くと思います。

「とめけん」のコツを教えてもらった

最後に、けん玉の基本技「とめけん」のコツを教えてもらいました。剣先に玉を入れる、誰もが知っているアレです。

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Photo: 大崎えりや

持ち方はこう。親指と人差し指で根元を持ちます。

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Photo: 大崎えりや

糸に対して、けん玉の角度は斜め45度くらいにします。

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Photo: 大崎えりや

そして、玉を上に持ち上げます。糸が出てる穴をずっと見ていましょう。あげた時の玉の高さは、構えた時の剣先の5〜10センチ上を意識。

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Photo: 大崎えりや

玉が剣先の上にきたら、あとは剣先をまっすぐにして待つだけ。

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Photo: 大崎えりや

このように、膝を使って玉をあげることを意識しましょう。

筆者も2人の指導のおかげで、5分ほどでとめけんを成功することができました!




実はとても奥深い趣味であることがわかったけん玉。けれど、すぐに始められて、いつでもどこでもできるのが魅力です。#けん玉でSNSを検索すると、熱心なプレイヤーがたくさんいることがわかります。

damassyの活動は、公式のTwitterInstagramでチェックすることができます。けん玉にハマったらイベントに参加して、彼らに会いに行ってみてはいかがでしょうか。

今週末の6/30(土)〜7/1(日)、代々木公園で開催されるイベント「earth garden"夏"2018」にdamassyが出店します!


Video: damassy

Image: damassy

Photo: 大崎えりや

Source: damassy(Twitter/Instagram/YouTube), 日本けん玉協会,GLOKEN