日本では盛り下がりつつあるAirbnbですが、より良いサービスを求めて日々邁進しています。
Airbnbは、スマートロックを手がけるAugust Homeとの提携を発表しました。
Airbnbユーザーにとって不安点の1つは、鍵の受け渡し。到着時、時間通りにオーナーが来てくれるかな? 言われた鍵の開け方で開かなかったらどうしよう? ゴソゴソやってるうちに、近所の人に通報されたら…。不安解消には、スマートロックの力です。今後、August Home導入で、Eメール(またはアプリで)で、滞在ユーザーには開錠用パスコードが届きます。このコードは、予約滞在期間中利用でき、それが過ぎると使えなくなる仕組み。
しかし、不安を1つ解消すれば、また別の不安がでてくるもの。今度は、ソフトウェアの不具合があったらどうすんの? セキュリティに脆弱性は? ハッキングされたら?と心配することになります。Airbnbが、スマートロック企業と提携するのは、今回が初めてではありません。2016年に、Home Assistプログラムを打ち出しています。そして、昨年には、ソフトウェアアップデートが影響してスマートロックに支障、Airbnbユーザー200人に影響がでたといいます。Airbnbいわく、これに関しての問い合わせは5人にも満たなかったとしており、大きな影響ではなかったとしていますけれど…。
不安の種は尽きないもの。何をどうしたって、どこか不安なのが人生。正直、Airbnbがスマートロックと提携するのは自然な流れだと思います。オーナーやユーザーのことを考えて、さらにビジネスとして成長しようとしたら、昨今、テクノロジー化を進めるしかないのよ。
Jennings Brown - Gizmodo US[原文]
(そうこ)