iOS:Apple信者のゲーム開発者Zach Gageは、知る人ぞ知る有名人です。Gageのゲームは、AppleのApp Storeのインディのゲーム開発者の特集にも名を連ね、Appleのアプリ界のパルム・ドールや、誰もが欲しがるDesign Awardを受賞。それに他の業界からも数え切れないほど表彰されています。『Ridiculous Fishing』『Sage Solitaire』『Spelltower』『Really Bad Chess』など、彼のゲームの名前をいくつか知っているかもしれません。もしくは、最新のゲーム『Pocket-Run Pool』を見たことがあるのではないでしょうか。

最高のビリヤードアプリ『Pocket-Run Pool』

Gageのゲームは、よくある普通のゲームやアクティビティに、奇抜になり過ぎず、適度にエンタメと親しみやすさを加えるクリエイティブなひねりがあります。「Pocket-Run Pool」は鳴り物入りの登場ではありませんでした。私がこのゲームをどうやって見つけたか思い出せないほどですが、でも見つけられてよかったです。このゲームは、ほんの少し学習しなければなりませんが(実際のビリヤードのゲームと完全に同じではありません)、ゲームに楽しい遊びがあるのでまったく気になりません。

180611_PRP_02
Image: Lifehacker US

「Pocket-Run Pool」では、ポケットにボールを入れると得点になります。失敗できる回数は限られており(もしくはポケットに何も入れないのは1回だけ)、失敗すると厳しくなります。このゲームのおもしろいところは、それぞれの穴に特定の数字が割当てられており、その穴にボールを入れると数字の数だけ得点が倍になります。したがって、より数字の大きな穴に確実に入れて得点をたくさん稼げば、実際のビリヤードでは考えられないような番狂わせが起こります。

無料の標準版でゲームを一人でやっている場合は、得点はまったく重要ではありません。ただ達成感が増したり、スクリーンショットを友だちに見せびらかせるくらいです。“イチかバチか”モードの場合は、ゲーム内の通貨を賭けて競うことができます(新しいアイテムを買うためのゲーム用のお金です)。

4米ドルの有料版は、ゲームのフルバージョンを楽しむことができ、「insta-tournaments」では他のプレイヤーや世界中の人と対戦できたり、「break of the week」モードでは同じ設定でどれだけ高い得点をするか競うことができます。

無料の標準版のままでも、狙っていた穴にボールを落とせなかった時に少しイラッとするのが、実際のビリヤードと同じような感じでとてもおもしろいです。また、ゲームの物憂げな音楽のおかげで、ストレスがそこまで溜まらないと思います。それに、次のゲームがやりたかったら、いくらでもできますよ。


Image: Nomad_Soul/Shutterstock.com

Source: Apple

David Murphy - Lifehacker US[原文