ルールも知らないのに代打ちに指名されちゃっても大丈夫。
今からでも遅くはありません。2022年北京冬季オリンピックで採用されるかもしれない頭脳スポーツを学びませんか。
でも覚える時間がないというのであれば、iPhoneに「麻雀カメラ」をインストールしてから卓につきましょう。アプリを起動したら、手牌をiPhoneのカメラで捉えるだけで点数を教えてくれますよ。手入力で点数を計算してくれる機能もあるため、プレイ中の確認もしやすいでしょう。
麻雀をプレイする上で1番やっかいなのは点数計算でしょう。どういう条件だと符が増えるのか、手役の 翻数はいくつかを覚えた上ですばやく暗算しないと、テーブルを囲んでいる仲間から「はやくしろよー」と言われて焦って次の局では満貫以上の手を狙うも願い届かず安手で流されたり捨て牌の観察力が低下して振り込んじゃったりしてあれよあれよ言う間にドベ一直線。
どんなゲームもそうですけど、リアル麻雀のプレイはメンタルが大事です。気持ちばかりテンパって隙を見せると、イカサマしまくる人もいますから。マジで。
だからこそスムースにゲームを進行できる点数計算技術は大事なんです。また、同時にプレイしているメンバーのなかで1点であって、1番点数が多ければ勝ちというルールゆえに、何点の役を満たせばいいのかの判断ができるという意味でも重要です。
手元にリアルな麻雀牌がなかったため、タブレットで麻雀ゲームの画面を表示して読み込ませようとしたところ、残念ながらうまくいかず。手牌と鳴き牌に隙間つくるのはいいとして、アガリ牌は手牌の上に置く、手牌以外は写らないようにするなど、スムースに読み込ませるにはいくつかのお作法があるようです。
バックグラウンドにあるのはKDDIの画像認識API。食卓を撮影すると食事の内容を把握してカロリー計算をしてくれるなど、高い精度を持つAPIとのことですが、プロモーション動画に出てくるアカギや鷲巣のようにサッと読み込んで点数を教えてくれるものであれば安心できそう。
将来的には牌効率を教えてくれるサジェスト機能の搭載や、MR(Mixed Reality)ヘッドセット対応も予定しているそうです。卓を囲んでいる全員がMRヘッドセットをつけて麻雀をしていたら、それはそれでサイバーな絵面となるでしょう。ワクワクしますね!
Image: PR TIMES
Video: YouTube (1, 2, 3, 4)
Source: Wikipedia, Record China, PR TIMES
(武者良太)