肥大化傾向のアプリに対するひとつのアンサーかも。
Instagram、Facebook、Uberなどは、本家よりも省機能で軽量なライト版アプリをリリースしています。そして、Spotify（スポティファイ）も新たに『Spotify Lite』をリリースし、ライトファミリーの仲間入りを果たしました。
アプリ容量は本家Spotifyが約100MBなのに対して、約15MBと85%もサイズダウン。ライト版アプリは、主に回線接続が高速でない新興国に向けて作られていて、アプリサイズを小さくすることでデバイスを占める容量に余裕をもたせたり、通信量も抑え目になるよう設計されています。『Instagram Lite』なんて、本体573KBですからね。キロ台！
しかし、オフライン再生や、プレミアムユーザーが使える指定曲の再生など、いくつかのSpotifyらしい機能は削除されています。通信量を抑えたいならオフライン機能はむしろ残しておくべきなんじゃ？ デバイス容量の関係？
『Spotify Lite』は現在ベータ段階で、Android版のみ提供されています。世界を飛び交うデータトラフィックは増える一方でしょうし、世界中にサービスを広げるならアプリや帯域のスリム化は重要な課題です。世界全部が5G通信になったらいいのになぁ。
Image: Hemin Xylan/Shutterstock.com
Source: Google Play, Android Police
（ヤマダユウス型）
