発売時には高いだなんだといろいろ揶揄されたAppleのAirPodsですが、今や私も持っていて、手放せない存在になっています。先日、AirPodsを最大限に活用するため、便利な使い方を検索してみました。役立つものがたくさん見つかったので、皆さまにもシェアします。

AirPodsのバッテリー残量を知る方法

AirPodsは一般的に、再生で5時間、通話で2時間もつとされています。さらに、充電ケース(AirPodsを収納すると充電できる)を併用すると、再生で24時間、通話で11時間まで使用可能です。使用時間としてはそれで十分ですが、やはり充電のタイミングは知りたいものです。

iPhoneまたはiPadでバッテリー残量を知る

  1. ホームボタンを押す。ロック中でも解除中でもOK。
  2. 右にスワイプする。
  3. 「バッテリー」セクションまでスクロールすると、AirPodsの充電レベルが表示されます。

充電ケースでバッテリー残量を確認する

  1. 接続中のAppleデバイスを近くに置く。
  2. AirPodsを充電ケースに入れる。
  3. 充電ケースを開けた状態で、Appleデバイスの近くに置く。ポップアップが開き、AirPodsと充電ケースのバッテリー残量が表示されます。

Apple Watchでバッテリー残量を確認する

  1. ホーム画面で上にスワイプし、コントロールセンターを開く。
  2. バッテリーアイコンをタップすると、AirPodsのバッテリー残量が表示されます(ケースから出している場合)。

ちなみに、Siriに聞いても答えてくれます。「AirPodsのバッテリー」と言うだけでOKですよ。

「音声で知らせる」を設定する

AirPodsは、ハンズフリーヘッドセットとしても使えます。着信中にどちらかのAirPodsをダブルタップすると電話に出ることができます。ただし、iPhoneを取り出さないと発信者はわかりません。そこで、「音声で知らせる」を設定しておきましょう。

  1. 接続中のiPhoneまたはiPadで「設定」>「電話」>「音声で知らせる」を選択。
  2. 「ヘッドフォン」のみを選択。

これで、AirPods装着時に着信が入ると、着信音と同時に発信者の名前を教えてくれます(アドレス帳に登録されている場合に限ります)。

Apple以外のデバイスとペアリングする

AirPodsは、BluetoothヘッドフォンとしてApple以外のデバイスでも使えます。

  1. Airpodsを充電ケースに入れる。
  2. 充電ケースの蓋を開ける。
  3. ケース背面の設定ボタンを、AirPods間のランプが白く点滅するまで長押しする。
  4. ペアリングしようとしているデバイスのBluetoothメニューでAirPods を見つける。

これだけです! でも、Apple以外のデバイスでは一部の機能が使えない場合があります。

ダブルタップ時の動作を変更する

ダブルタップはとても便利な機能です。左右どちらのAirPodsをダブルタップするかで、異なるタスクを実行することもできます。デフォルトではSiriが起動されるようになっていますが、次の方法でカスタマイズしてください。

  1. 接続中のiPhoneまたはiPadで「設定」>「Bluetooth」を選択。
  2. 「自分のデバイス」セクションでAirPodsを見つけ、隣の「i」アイコンをタップ。
  3. 「AIRPODをダブルタップ」セクションで、左右それぞれの動作を設定します。

私は左を「再生/一時停止」、右を「次のトラック」にしています。ランニング中、これがとても重宝しています。

それと、タップする場所は必ずしもAirPodsである必要はありません。耳をタップしてもこれらの機能が作動するので、覚えておくと便利ですよ。

「iPhoneを探す」でAirPodsを見つける

AirPodsは非常に失くしやすいです。耳にはしっかりフィットしますが、ポケットに入れたまま忘れてしまうことが多いのです。おっちょこちょいな人は、iCloudで「iPhoneを探す」を設定しておくことを忘れないでください。これを設定しておけば、ペアリングされたAirPodsを失くしたときにも見つけることができます。探しているときに見つけやすいよう、「アクション」をタップすることで、AirPodsからサウンドを再生することもできます。

バッテリー残量が少ないときは片側ずつ充電

AirPodsのバッテリー容量はそれなりに十分で、充電時間もそれほどかかりません。それでも、充電を忘れて残りわずかになってしまうことはあるでしょう。そんなときは、「スワップ&チャージ」をお試しください。片方を使い、もう片方を充電するという方法です。幸い、AirPodsは両耳ともにマイクが内蔵されているので、電話もできます。また、片耳でもステレオサウンドを聴けるようにできています。

自作カバーで低音を強化

AirPodsの最大の弱点を挙げるとしたら、それは音質でしょう。悪いとはいいませんが、印象的とも言い難いレベルです。オーディオ好きでもっと低音を強調したいというあなたは、YouTuberのPoltergeistWorksさんによる上の動画をご覧ください。市販のカバーを買ってきて、センサー部分に穴を開けるという方法です。

盗まれないように偽装する

小さくてポケットに入れやすく、それでいて高価なAirPods。Appleでもっとも盗まれやすい製品ではないでしょうか。AirPodsをケースごと盗まれないか心配な人は、賢く対策しましょう。こんな方法があります。

いずれもデカデカと「AirPods」と書かれていますが、パッと見ではわかりません。それに、おもしろいので笑いが取れること間違いありません。


Image: Lifehacker US

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Patrick Allan - Lifehacker US[原文