2017年7月11日の記事を再掲および再編集したものです。

夏の炎天下に停めたクルマは、車内が高温になってしまいます。ダッシュボード上に置いた鉄板で目玉焼きを作るのは無理としても、温泉卵くらいなら作れてしまいそうです。

フロントガラスにサンシェードを設置し、ウィンドウを少し開けておくことで、社内の温度を多少は下げられるのですが、残念ながらこうした対策も、日影に停めたときほどの効果は得られません。

Video: lanmode / YouTube

Lanmodoの『Automatic Car Tent』は、その日影を作ってくれる、クルマ用の日傘です。これは、究極のサンシェードと呼ぶのに相応しいアイテムと言えるでしょう。

強力な吸盤でルーフ上に設置するのには、一手間がかかります。しかし、傘の開閉は電動となっていますので、うまくいかずにイライラすることはないでしょう。

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心配な盗難対策のことも、きちんと考えられていますし、傘が風で折れてしまわないように、リア側ドアノブ、ドアミラーにリーシュをつないでおけます。

また、このサンシェードは、オプションの足をつなぐことで巨大なビーチパラソルとしても使えますし、サイドクロスをつなげば7人用のテントとしても活用可能となっています。さらに、USB機器をつなぐ充電池としての機能もありますので、ちょっとしたキャンプなどでも活躍してくれるはず。

公式サイトでは、送料込みで299米ドル(約3万3000円)という価格。屋外駐車の機会が多い人なら要チェックでしょう。

※『Automatic Car Tent』を使った場合でも、車内温度は外気に比べれば高くなります。子どもなどを置き去りしないように、くれぐれもご注意を。


Image: Lanmodo

Source: Lanmodo, lanmode(1, 2) / YouTube