iPhone Xから1GBアップです。
iPhoneといえば、毎年の性能アップも楽しみの1つ。なにせ、歴代iPhoneに搭載されてきたAシリーズプロセッサはパワフルですからね。一方で海外ベンチマークアプリの報告ページには、新型iPhoneかもしれないベンチマークスコアが登場しているようなのです。
こちらは、SLASHLEAKSに掲載された定番ベンチマークアプリGeekBenckのスコアのスクリーンショットです。画像を見ると、端末名は「iPhone 11,2」で搭載OSは「iOS 12.0」と記載されていますね。iPhone Xの端末名は「iPhone 10,3」なので端末名が本物だとすれば、これは新型iPhoneのスコアということになります。
そしてメモリ容量が4GBと記載されている点に要注目です。現行のフラッグシップモデルとなるiPhone Xのメモリ容量は3GBで、新型iPhoneではさらにメモリ容量が増強されるのかもしれません。またiPhone 7 Plus以降、iPhoneは「Plus」モデルでメモリ容量が多めに搭載されてきた経緯があるので、このスコアは今年に登場する3つのiPhoneのうち、もっとも大きい「iPhone X Plus」のものかもしれません。
実際のスコアはシングルコアが4673とマルチコアが10912で、iPhone Xを若干上回る程度になっています。例年の成長率に比べてそれほどスコアが伸びていない理由は、現状OSやドライバの作り込みが進んでいないから、などの理由が考えられます。
今年は例年通り、9月に発表と発売がおこなわれると予想されている新型iPhone。ベンチマーク結果は偽造も可能なので完全に信じることはできませんが、RAM容量が増えればグラフィックス系やAR系などのアプリで、よりスムーズな動作が実現できるかもしれません。
Image: SLASHLEAKS
Source: SLASHLEAKS
(塚本直樹)