スマホカメラの化け物化が止まらない。
2015年に16レンズを搭載した革新的なコンデジ「Light L16」を発表した、シリコンバレーのスタートアップ「Light」。そのLightが、なんと最大9個のカメラを搭載したスマートフォンを開発していることが、海外紙の報道により明かされました。
解像度最大6400万画素! 年末までに正式公開予定
Washington PostにてLightが公開した複数のコンセプトによれば、Lightは背面に5〜9個のカメラを搭載したスマートフォンを開発しています。この端末は、年末までには正式に公開される予定だそうです。
さてさて気になるそのカメラ性能ですが、まずカメラ解像度は最大6400万画素。さらに暗所下での撮影性能に非常に優れ、さまざまな深度エフェクトが楽しめるとしています。このような特徴はLight L16とも共通しており、多レンズカメラの特徴的なパフォーマンスといえそうです。ただもし撮影画像が6400万画素だとしたら、大容量な写真の保存場所には少し苦労しそうですね。
現時点では、Lightの多レンズカメラスマートフォンがどのような仕様になるのか、あるいはどのメーカーが製造するのか(あるいはLightが自社製造するのか)についての情報はありません。ただしこれだけ特徴的な技術ですから、コラボレーションしたいスマートフォンメーカーはいくらでも現れることでしょう。
最近のスマートフォンはデュアルレンズにとどまらず、トリプルレンズの搭載、あるいはフロントにデュアルカメラを備える機種も登場しています。Lightはそれらの端末の撮影画質を圧倒的に飛び越え、まさにスマートフォンカメラに革命を起こすことになりそうです。
Image: Digital Trends
Source: Washington Post via Digital Trends
(塚本直樹)