ある夜、教会の若者グループとマリオカートで遊んでいたときのこと。それは、私の人生で最高のプレーでした。コントローラーが私の意思を完ぺきに理解し、いつにもましてカートが思い通りに動いたのです。クラッシュはもちろん、道を間違えることも皆無でした。

でも、最後に判明。私が見ていたのは対戦相手の画面であり、私がコントロールしていたのではなかったのです…。ええ、私のキャラクターは、コースを外れてランダムに動いていただけでしたよ。

そんなわけで、私はなかなかマリオカートがうまくなりません。でも、データサイエンティストHenry Hinnefeld氏のおかげで、誰でもうまくなれる可能性があるという噂を耳にしました。

Hinnefeld氏は、キャラクター、ボディ、タイヤの最適な組み合わせを研究しました。14万9760通りの組み合わせがあるとはいえ、まったく同じ性能のものもたくさんあります。デザインの違いだけで、機能的には変わらないカート、タイヤが存在するからです。キャラクターも、体重クラスで分類されているだけ。その結果、性能としては294の組み合わせに絞られます。その中でも、15の組み合わせが優れていることがわかりました。

メタルマリオとピンクゴールドピーチをのぞき、どのキャラクターにも最適な選択肢が存在します。まずは、スピードと加速のどちらを重視するかを決めてください。加速を重視するなら、ベビィ系キャラクターでパタテンテンとローラータイヤを選びましょう。スピードを求めるなら、重量級(ワリオ、クッパ、モートン、Mii(重))でゴールドカートとスリックタイヤを選んでください。スピードと加速のバランスをとるなら、Hinnefeld氏のチャートから別の組み合わせを選ぶといいでしょう。

Hinnefeld氏のリストを使えば、好きな外見とパフォーマンスを両立させることも可能です。たとえば、ワリオ/ゴールドカート/スリックタイヤの組み合わせは、クッパ/スーパースター/サイバースリックの組み合わせとまったく同じ性能なので、見た目で選ぶことが可能です。

もちろん、これで向上するのはポテンシャルだけ。レースの勝敗は、あなたの腕と、正しい画面を見ているかどうかにかかっています。


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Nick Douglas - Lifehacker US[原文