Google アシスタント搭載ヘッドフォンは、Boseが先駆けて作っていました。
米Gizmodoがベタ褒めしたソニーのノイズキャンセリングつきヘッドフォン「WH1000XM2」と、首かけ式のイヤホン「WI-1000X」が、Google アシスタントに対応しました。ヘッドフォン経由で、接続しているスマホのGoogleアシスタントが起動できるようになります。
実はこのアップデートは5月中旬に一度リリースされていたのですが、Google アシスタントとは関係ないところで不具合が発生して、6時間ほどで配信停止に。その後、7月3日より再び配信がスタートしました。対応ヘッドフォンを持っている方は、ソニーの「Headphones Connect」アプリをアップデートするとGoogle アシスタントが使えます。ぜひお試しを。
iPhoneユーザーでもGoogle アシスタントがすぐ起動できる
ヘッドフォンにGoogle アシスタントが載ると何が良いの?ってことですが、まずヘッドフォン越しでスマホのGoogle アシスタントを起動できます。わざわざスマホを開かなくても、ヘッドフォンのボタンを押しながら喋るとアシスタントがヘッドフォンにそのまま返してくれるんですよ。Androidではホームボタンを押せばすぐGoogleアシスタントが起動しますが、iOSではGoogle アシスタントアプリをわざわざ起動しないといけないので、便利なんです。
最近のSiriは相対的におバカちゃんなので、iPhoneユーザーでもすぐにGoogle アシスタントに天気とか聞けるのはいいですよ。とはいえ家にはGoogle Homeがあるし、外でヘッドフォン着けていても、恥ずかしいから音声アシスタントは使わないし…っていうジレンマもありますが。
Google アシスタント搭載のヘッドフォンといえば、すでにBoseのハイエンドヘッドフォンの「QuietComfort 35 II」があります。僕はBoseのQC35 IIとソニーのWH1000XM2をさんざん迷った結果、Googleアシスタントが使えるってことが決定打でBoseを買ったので、ソニーのアップデートには非常に複雑な気持ちです。
ノイキャンの性能は互角、WH1000XM2は低音に強くて、QC35 IIは全域に忠実で高音の抜けがイイ。そんな特性の違いもありますけど、やっぱソニーのヘッドフォンデザインがカッコいいからなぁ。なんだかなぁ。
Image: Gizmodo US
Source: ソニー
(山本勇磨)