iPadにどこまで対抗できるか。
廉価な「Surfaceタブレット」登場の噂、Surfaceファンなら一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。製品は今年後半の投入が予測されていましたが、それに該当するモデルナンバーがFCC(連邦通信委員会)で発見されました。
そもそもFCCって何?な方もいるかもしれませんが、これは通信機能を有したプロダクトがアメリカで市販される際に必要な手続きのことです。日本でいう技適(技術基準適合証明)にも似ていますね。そして、FCCを通過したデバイスはそろそろ販売が近い…と予測できるわけです。
Microsoft(マイクロソフト)は今回の申請で、2018年12月28日まで詳細を伏せるように登録しています。つまり、廉価なSurfaceタブレットは年末までに発売される可能性がかなり高そう。
申請されたモデルナンバーは「Model 1824」で、カテゴリーはポータブル・コンピューティング・デバイス。また、Qualcomm(クアルコム)のモデムを別途搭載してることから、製品にはプロセッサが単体で搭載される通常のPC(ARMベースではない)であることがうかがえます。
なお、Bloombergによれば、廉価なSurfaceタブレットは10インチディスプレイを搭載し、本体は軽量でLTEモデルも存在。またキーボードカバーやマウス、タッチペンにも廉価モデルが登場し、本体価格は400ドル(約4万4000円)前後になると報じられています。これはきっと、iPadの強力なライバルになる…のではないでしょうか!?
Image: Chinnapong / Shutterstock.com
Source: Digital Trends, Bloomberg
(塚本直樹)