これを待っていた!
iOSのSafariがChromeブラウザアプリに圧倒的に勝っている点として、画面下でタブを操作できる点があります。これにより指の移動距離が短くなって使いやすかったのがポイントだったんですね。…ところが、最新ベータ版の「Chrome Canary 69」では「Chrome Duplex」が進化し、使い勝手が向上しているようなんです!
このChrome Duplexとは、Google(グーグル)によるChromeブラウザの改良プロジェクトのこと。つい先日のアップデートで、画面上のアドレスバー(Omnibar)が横いっぱいに広がり、タブ操作やメニュー操作が画面下のボタンに統一。上の画像は左が「Chrome 67」で右が「Chrome Canary 69」ですが、画面の見やすさや操作性が大幅に向上していることがわかります。
さらに画面下のツールバーを左右にスワイプすることで、タブの切り替えも可能になりました。これも便利に使えそうな機能ですね。検索ボタンが「G」ではなく虫眼鏡アイコンになるなど、細かな改良も施されています。
Chrome Canaryに搭載された機能は、Googleが方針転換をしない限り一般向けのChromeブラウザにも搭載されるはず。今後はAndroidスマートフォンの利便性が向上するだけでなく、iOSでもChromeブラウザへと違和感なく乗り換えることができるかもしれません。
Image: Android Police
Source: Android Police
(塚本直樹)