Baiduの自動運転バスが日本へ! ソフトバンクグループと協力体勢で日本仕様に

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  • author 小暮ひさのり
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Baiduの自動運転バスが日本へ! ソフトバンクグループと協力体勢で日本仕様に
Image: ソフトバンクグループ

そこ、手を組みますか!

と正直びっくり。ソフトバンクグループのSBドライブ株式会社は、Baidu(バイドゥ)が開発している自動運転システムを搭載したバス「Apolong(アポロン)」を日本でも活用する方向で協業を発表しました。

このApolongプロジェクト、そのまま日本に輸入されるだけではなさそうです。SBドライブとしては、自社で開発中の遠隔運行管理システムとBaiduの自動運転システムのプラットフォームを連携させることで、国内の実用化を目指すんだとか。また、開発・製造するバス車両メーカーとも協業し、Apolongの日本仕様化を進めていくみたいです。いやぁ〜、シナジーだねシナジー!

すでにソフトバンクは、フランスのNavya製の自動運転バス自動運転シャトルバス「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)」の国内導入に向けてプロジェクトを進めています。ここでは完全無人のレベル4(高度自動運転)の公道走行実験も行なっているほど。ライバルかと思っていたんですけど、まさか手を結ぶなんてね。

Apolongのスケジュールとしては、2018年度中に日本で実証実験を開始。2019年初期までに実証実験用車両を含め、10台の「Apolong」を日本に持ち込むとのこと。これ、完全に2020年の東京五輪を意識してますよね。

導入当初は空港や観光地、もしくは管理区域など、限定された範囲内に配備されるとのことですが、見える、見えるぞ! 2020年、選手村で動く自動運転バスの姿が、僕には見える!


Image: ソフトバンクグループ
Source: ソフトバンクグループ, TechCrunch

(小暮ひさのり)