Mac:ウィジェットなんてもう古いです。

通知センターにアプリやサービスが一杯あっても、増えれば増えるほど、役に立つものは減っていきます。少なくとも、私は大事なデータをパッと見なければならない時に、ページをスクロールしなければならないのは嫌です。

ですから、最近リリースされたMacアプリ『Infinity Dashboard』がお気に入り。

ただ、詳しい説明に入る前に最初に伝えておきたいのは、このアプリの価格は15米ドルです。決して安くはありませんが、このアプリには7日間のトライアルがあるので、完全版を購入する前に、自分がよく使うかどうか試して確認できます。

Infinity Dashboardの特徴

Infinity Dashboardの前提はシンプル。メニューバーの小さなボタンを押すだけで、パソコン(や生活)に関するたくさんの情報にすぐにアクセスできるべきだという考え方です。大きなカードのかたまりや、大げさなグラフィックなどはありません。

特定のイベントまであと何日(例:ハロウィーンまで4カ月と○○日)や、気になっている通貨の現在の為替相場(もしくはビットコインの価格)、最近自分のFacebookページにいいねした人数、指定した商品の価格がAmazonではいくらか、などを含むテキストだけの情報を入手できます。

Infinity Dashboardの初期設定のレイアウトは、まったく使いやすくありませんが、アプリにはたくさんのモジュールが(全部で38)入っているので、ディスクの空き容量から、現在の天気や、Fitbitのデータにいたるまで、自分の好きなようにダッシュボードをカスタマイズできます。

モジュールはサービス関連のものがたくさんあるので、自分のYouTubeページの現在の登録ユーザー数が何人か気にならなければ、それでも問題ありません。

Infinity Dashboardには、他のユーザーが作成しWebサイト上で公開されているモジュールを、インストールすることもできます。

(それに、JavaScriptがきちんとわかっている人は、もちろん自作することもできます)

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Image: Lifehacker US

他のユーザーが作成したモジュールは、今のところ少ししかありませんが(この記事の執筆時点では合計10点)、私は Infinity Dashboardはもっとおもしろいモジュールやハックが増えて、人気が出ると思います。

それまでは、15米ドルの価値があるとは言いかねますが、自分のニーズに合うかを試すのに、無料のトライアル版を使ってみるのがとてもおすすめです。


Image: Infinity Dashboard

Source: Infinity Dashboard

David Murphy - Lifehacker US[原文