超高速で空を飛びそうなデザインです。
近年、有名ブランドが未来的な自動車をいろいろ作っていますが、この3輪自動車「Polaris Slingshot」ほど見た目がトンガっているのは、なかなかお目にかかれないかと思います。
メーカー側も少年時代の玩具的なデザインを意識したようで、ミニ四駆っぽさが男心をくすぐります。
主なスペックは「GM Ecotec 2.4L DOHC 4 Cylinder」エンジンを搭載、馬力は6,200RPMで173HPで、ABS付きで5速マニュアルとのこと。
気になるお値段は、一番安い「S」モデルで19,999ドル(約221万円)。ほかにいくつもありますが、最新の「GRAND TOURING LE」モデルが29,999ドル(約332万円)からとなっています。公式サイト上で好きなモデルにカスタム・パーツを合わせて、3Dモデリングをグリグリ動かしながら装備を追加して購入することもできるので、一目惚れして買っちゃう人たちが続出しそうです。
やはりこのカッコ良さからオーナー数が着々と増えていっているようで、各自がカスタマイズを楽しみ、コミュニティも大きくなっているようです。
実は筆者、つい先日ワイキキのショッピング・モールに展示してあるピカピカのSlingshotを見てきたばっかりなんです。レンタカーの宣伝用として置かれていたのですが、屋根なしの真っ赤なコンヴァーチブルになっていました。レンタカー屋のサイトをチェックしてみると、2時間89ドル(約9,800円)から24時間までプランがあり、想い出作りにはお手頃な値段なんじゃないかと思います。
ただしこの自動車は、アメリカではヘルメット着用義務があり、自動2輪車の免許証がないと運転できません。なのにシフトレバーのあるマニュアル運転なので、乗る人を選びます。それでも、そんなハードルを乗り越えて運転してみたいですよねぇ。
Image: SLINGSHOT
Source: SLINGSHOT,YouTube (1, 2, 3), SLINGSHOT HAWAII TOUR AND RENTALS
(岡本玄介)