どうせ「EIGHT」化されるなら、それ前提で名刺をデザインしよう

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どうせ「EIGHT」化されるなら、それ前提で名刺をデザインしよう

Facebookカバー的な、しかしインタラクティブでもある!

変形加工に角丸処理、UV盛りに特殊紙。凝った名刺は強いインパクトをもたらしますが、世は大デジタル時代。ありったけの情報をwebにかき集めるべく、凝った名刺も「EIGHT」行きになる運命です。透明名刺とかスキャンしづらくて、むしろノット歓迎。

こうしたデジタル化の風潮に、デジタルコンテンツを制作する株式会社ブルーパドルが素晴らしいアイディアを提案しました。どうせ「EIGHT」化されるなら、「EIGHT」化された時のデザインを考えようと、そのように発想をコペルニクスさせたのです。

bluepaddle_8cards
Image: Bluepadle

それがこちら、ブルーパドル代表の佐藤ねじさんの名刺。「EIGHT」アプリで見てみると、こんな風に名刺のデザインとカバー画像が繋がるようデザインされているのです。名刺単体だと「なんのこっちゃ?」というデザインが、「EIGHT」化されることで完成する。まさにデジタルコンバートを逆手にとったアイディアッ!

ブルーパドル社のホームページには、こうした名刺の例がいくつか紹介されています。アプリで表示される名刺の位置に気をつければ、それっぽいカバー画像も自作できるかもしれませんね。

名刺のインタラクティブ性ってアナログにしかないと思ってたんですけど、スキャンして「おっ」と思わせられるのは面白いなぁ。コストを紙じゃなくてデジタル側のコンテンツにコストを割くってことだし、できることも多そう。そういえば、しゃべる名刺なんてのもブルーパドルさんは作ってますよ。


Image: Blue Puddle Inc., YouTube
Source: Blue Puddle Inc., YouTube

ヤマダユウス型