社会人として働き始めたばかりの人は、やりくりをするのが難しいものです。
ほとんどの人にとって、学生時代よりも卒業後の方がお金がかかることが多いので、予想以上にお金を使ってしまいがちです。
私はニューヨークでインターンをしていますが、自分のライフスタイルが変わりつつあるとわかり、実際に変わってきました。
学食での食事から、サラダひとつで12ドルを払う生活に変わり、予算を素早く調整しなければなりませんでした。食費の習慣を変えるのは思っていた以上に大変で、まだ模索中です。
しかし、数週間で新しい生活に少し慣れてきて、平日の昼食でお金を節約する方法をいくつか学びました。
お弁当を持っていく
当然ながら、お金を節約する方法で確実に有効なのは、お弁当を持参することです。そうしているのはあなただけではありません。前日の夜にお弁当の準備をするか(翌日のお弁当のために夕食を多めにつくる)、もしくは週末にお弁当の準備をしておけば(週末の作り置きのアイデアはたくさんあるので検索してみましょう)、当日は準備する必要がありません。しかし、面倒くさがり屋や料理が苦手な人は、お弁当づくりはやらないでしょうから、別の方法を参考にしてください。
1日の予算を決める
ニューヨークでは、サラダに15ドルくらいはすぐにかかってしまいますが、お金を節約するひとつの方法として、具体的に予算を決めるといいです。
私の場合、1日の食費を7ドルに設定しています。高価なサラダに散財するのではなく、ピザのスライスやお惣菜、スープ、タコス、卵サンドなどを選びます。職場の近くで安いお店を探すのに、「Yelp」がとても役に立ちます。
価格帯を設定して検索し、手ごろなお店を見つけることができました。
ユニオンスクエアの「The Corner Cafe」のサンドウィッチは6ドル以下ですし、「The Big Slice NYC」のピザは2スライスで8ドル以下です。最近「Yelp」で見つけた「Bite」というお店でランチをしましたが、自家製の大きなスープが5.50ドルでした。
「Yelp」は予算に基づいて、選択肢を比較して、安いお店を探すのに良いです。
職場周辺で一番安いお店を探してみましょう。ただし、予算は住んでいる場所や都市によって違うと思います。自分の街の現実的な予算を、きちんと設定するようにしてください。(ニューヨークは物価が高いので、日本の予算よりは高いかもしれません)
半分節約モードにする
同じものを食べたり、毎日お弁当をつくることにすぐに飽きてしまう人は、半分節約モードにしてみましょう。白飯だけ持っていって、コンビニやスーパーなどでおかずを買うのです。
もしくは、ジャムやバターだけの簡単なサンドウィッチを持っていって、サラダや野菜ジュースを買うというのもありです。
お金の節約になるだけでなく、同じものを食べて飽きることからも解放されます。(半分節約モードの時も予算を設定して、それを守るのをおすすめします)
出前やデリバリーを頼む
「UberEats」「GrubHub」「Seamless」のようなデリバリーサービス(日本でサービス展開しているのは「UberEats」のみ)はとても便利です。
ただし、出前やデリバリーは安価な方法ではありません。食事代に出前の料金も上乗せされているので、もし頼む場合はできるだけ安いものを頼んだ方がいいでしょう。
ただ、この手のサービスで新しいプラットフォームやアプリに登録すると、最初の注文で割引やクーポンのような特典があることがあります。新しいものを試してみながら、お金や昼食代を節約するのは賢い方法です。
また、ニューヨークの場合は、友だちを紹介すると割引コードがもらえる「MealPal」のようなサービスもあります。アメリカのいくつかの主要都市でサービス展開しています。
同じように、1カ月の無料プロモーションコードが利用できる、自炊用の食材を配達してくれる(日本の「ヨシケイ」のようなサービス)「Blue Apron」もあります。このような1カ月無料トライアルを利用する場合は、トライアル期間終了前にキャンセルするよう、リマインダーを設定するのもお忘れなく。
多くの人にとって、手軽で手ごろで体にも良いランチの習慣を身につけるのは長い時間がかかります。ですから、無理をせず、すぐにうまくいかなかったとしても諦めず、恐れずにいろいろな選択肢を試してみながら、長い目でみて続けてください。
Screenshot: Inès Montfajon via Yelp
Image: StockSnap/Pixabay
Inès Montfajon - Lifehacker US[原文]