2003年以来15年ぶりらしいですよ、火星の大接近。

2003年といえば、SMAPが世界に一つだけの花を歌っていたり、エニックスとスクウェアが合併したりしたころ。

あれから15年。国立天文台によると、今年の火星大接近は7月31日16時50分だそうです。

Video: 国立天文台/YouTube

時間帯的に明るくまだ見えないので、日本では夜9時頃が見頃だとか。南東の方角に赤く輝く星を見つけたら、それが火星。

通常木星のほうが明るいようですが、大接近の時期ばかりは火星のほうが輝いているんですって。さらに望遠鏡を使えば、丸い姿の火星をよりはっきりと見れるでしょう。

太陽を中心に公転をする2つの惑星が、こうして15年ぶりに接近するというのはちょっとした感動も覚えます。短い人生、あと数回しか見れませんからね。

そんな滅多にないチャンスを逃さないためにも、観察用の道具はそろえておきたいところ。

小さいお子さんがいるご家庭は、自由研究の材料にするのもいいですね。

最近はスマホを使った、手軽に観測できるキットが売られているのでご紹介します。

なお、以下の表示価格は執筆現在のもの。変更の可能性もありますので販売ページご確認ください。

エレコム スマートフォン用望遠鏡 組み立て式

Image: Amazon.co.jp

レンズが付属した組み立てキット。はさみと定規だけで作れるので、子どもの自由研究にもぴったりですね。スマートフォンをセットすれば、スマホ画面で観察できる光学約35倍の式天体望遠鏡になります。

Augymer 単眼鏡 望遠鏡

Image: Amazon.co.jp

高倍率10倍まで対応したキット。三脚付きのキットにも関わらず、この値段。火星の観測以外にも汎用的に使えそうです。

Image: Vadim Sadovski/Shutterstock.com

Source: 国立天文台, Amazon(1, 2), YouTube